マデイラ島

【世界遺産の花の島】ポルトガル・マデイラ島フンシャルへの行き方

マデイラ植物園の幾何学模様ガーデン

マデイラ島は全島が世界遺産になっている自然豊かな美しい島です。イースターの時期に開催されるフラワーフェスティバルには世界中から観光客が集まります。

日本からは直行便がないので、わたしはパリを経由してマデイラ島に行きました。空港バスの情報も解説してありますので、マデイラに行く際のご参考にしてください。

マデイラ島への行き方(パリで一休みバージョン)

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マデイラ島に近いのは当然ポルトガルの首都リスボン(約2時間弱)なのですが、直行便がないためどこかで経由して行くことになります。

私は旅行初日はなるべく早く体を休めたいため、まずパリのシャルルドゴール空港までJALの直行便で行き、そこで1泊し、翌朝オルリー空港からマデイラ島に行きました。

 

ほとんど空港内にあるホテル、ibis CDG Airportに宿泊。

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シャルルドゴール空港周辺の安宿には、これまで何度か泊まったことがあります。

ホテルは寝るだけなので安宿でも問題ないのですが、ホテルに行くまでのシャトルバスでトラブルがあったことがありました。

シャトルバスがなかなか来ず、寒いなか待ってやっと乗ったら、今度は運転手が途中で運転を止めて休憩し始めたのです。

運転手の交代のためだったようなのですが、なかなか出発しないので、しまいには乗客が怒って運転手と口論が始まってしまいました。ホテルまでほんの少しの距離なのに30分くらいかかりました。

そんなわけで、今回はシャトルバスにもタクシーにも乗らなくてよい、ほぼ空港内にあるibis CDG Airportに泊まりました。

1泊シングル朝食付きで11600円でした。

hotels.comから予約したので10泊分ためると1泊無料になります。

ポットなど気の利いたものは一切なくバスタブもないので、もう少し設備がよければ満点なのですが、フライト前の前泊などには利用価値が高いと思います。

行き方はCDGVALという空港内モノレールでターミナル3駅に行きます。そこから駅のほうに歩いて右手に出てすぐです。

ほぼ空港内にあると言っていいでしょう。

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CDGVAL路線図、ibisはターミナル3駅

 

オルリー空港にエールフランスバスで移動。約1時間で到着

マデイラ島への飛行機はお昼の便。

早めに9時にホテルを出発し、エールフランスバスのライン3でオルリー空港へ行きました。

料金は21ユーロです。エールフランスバスのホームページから前もって購入しておきました。

オルリー空港行きのエールフランスバスは、下記の停留所から乗ることができます。

2016-10-20

バスチケットの購入はこちら

私は2B-2Dの停留所から乗ったのですが、そこから乗ったのは2人だけ。ところが中に入るとほぼ満席。

座れましたが、ほとんどの人がもう一つ前の停留所から乗ってしまうようです。混んでいるときは席がない可能性があるので注意しましょう。

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エールフランスバス乗り場

渋滞すると聞いていたので早めにホテルを出発したのですが、ちょうど1時間でオルリー空港に到着しました。

パリ市内で15分ほど渋滞しました。

結果的にオルリー空港で待つことになりましたが、余裕を持って早めのバスに乗ったほうがいいと思います。

またオルリー空港は午前中のせいか混雑しており、荷物を預けて保安検査を通過するのに1時間かかりました。

 

マデイラ島へはトランサヴィア航空を利用

トランサヴィア航空はエールフランスKLMグループ傘下の格安航空会社です。

料金は134ユーロでした。リスボンからイージージェットのほうが安いです。

ただJALをリスボン往復にすると少し高くなってしまい、ホテル代含めてトータルでは同じくらいになるので、往路はパリにしました。

購入したときはパリからフンシャル(マデイラ島で一番大きい町)まで飛ぶのかと思っていたのですが、ポルト経由でした。

ちょっと変わっていて、経由ですが乗り継ぎではないのです。

ポルトでポルトまでの乗客を降ろします。フンシャルまで行く乗客は乗ったままです(降りちゃダメですよ!)。

そして空いた席に「ポルトーフンシャル」の乗客を乗せて、また飛び立ちます。天気が良く、ポルトの街並みがよく見えて、これはこれで楽しかったです。

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危険な空港ベスト9位? スリリングな着陸を楽しもう!

マデイラ島の空港は危険な空港ベスト9位に選ばれたことがあるほど、着陸が難しいと言われる空港です。

この島は平地が少ないので、ご覧のように海に面した場所に滑走路があります。

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機内右側の席のほうが山側だという記述を見て、右側の席を予約したのですが、残念ながら海側でした。山側のほうがスリリングで面白いと思いますが、風向きで滑走路に入る方向を変えるのかもしれません。

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とうちゃこ。空港山側。アガベがいっぱい生えていてわくわくします。窓から外が見たい人は、当たり前ですが窓側席の予約を忘れないように!

 

【マデイラ空港から市内への移動】シャトルバスで5ユーロ

空港からは片道5ユーロ(往復で購入すると8ユーロ)で乗れるシャトルバスが約45分〜1時間おきに出ています。

空港からのタクシーは人に聞いたところ30ユーロほどだそうです。後日、宿から空港へは23ユーロでした。

空港バス時刻表

 

降りる場所を事前にしっかり確認しておくことをおすすめ

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シャトルバスのルートです。

観光に便利な中心地に泊まる場合、3のMercado(市場)、6のAve Mar(マール大通り)、7のDolce Vita(La Vieというショッピングセンターの前)の3つしか選択肢がないようですね。

私はまったく行き方を調べていなかったのですが、ラッキーなことにバスに乗ると同じ宿に行くというドイツ人のご夫婦に話しかけられました。宿の地図を印刷するのを忘れていたので助かりました。

 

地元のおすすめスーパー、Pingo Duce

ちなみにLa Vieというショッピングセンターは、Pingo Duceというスーパーが入っていて便利です。もう1ヶ所の大きめスーパーはPingo Duce Anadiaといって、もう少し中心部のバスセンターの隣にあります。どちらにもフードコートがあって、とくにPingo Duce Anadiaは地元の人でにぎわっています。量り売りなのでとても安上がりで、いろいろ食べられます。

フンシャルはお店がそれほど多いわけではなく、日本のようにホテルの周辺にコンビニがあるということは期待できません。坂も多いので、とくにレンタカーを借りない場合は、いずれかのスーパーの近くに泊まるほうがいいかもしれません。

 

坂の町フンシャル

マデイラ島最大の町フンシャルは、斜面にあるので坂の町です。海沿いの中心街はほぼ平坦ですが、上の方の住宅地はかなりの急斜面です。

荷物が多い場合はシャトルバスのバス停から歩ける場所に宿をとるか、空港からタクシーを利用しましょう。とくにairbnbを利用する場合は、住宅地が多いでしょうから要注意です。

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切れてますし、写真だとよくわからないかもしれませんが、すべったらずるっと下まで行きそうなんですよ。下からのぼるのは、荷物がなくてもほぼ不可能というか、下りるのも怖いです。車を路上に止めているのが信じられません。

なんてったって道をそりに乗って滑り降りるのが観光の目玉になっている町ですからね。

さすがクリスティアーノ・ロナウドを生んだ町ですね。歩いているだけで、自然と体幹が鍛えられますよ! これほんと。

ちなみにツアーで一緒になったカナダ人ご夫婦(旦那さんがマデイラ出身)が教えてくれたんですが、クリスティアーノ・ロナウドはマデイラ島の沖合に浮かぶ島を持ってるそうです。ホテルになっていて、セレブが泊まりに来るとかなんとか。無人の島もあるそうなので一ついかがですか?

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