今年の4月、フラワーフェスティバルを見るためにポルトガルのマデイラ島に行ってきました。
マデイラ島は、ユネスコ世界遺産の自然遺産に登録されている自然豊かな美しい島です。
「マデイラ島旅行記その1」として、この島の魅力をご紹介します。
植物好きなら植物園!絶景ケーブルカーに乗って行こう!
フンシャルにある植物園
私がマデイラ島に行きたいと思ったのは、世界の植物園を調べていて、マデイラ島にあるこの植物園のことを知ったからでした。
斜面にあるこの植物園には、フンシャルの港からケーブルカーを2本乗り継いで行くのがオススメです。
フンシャルの町並みと青い空と海、幾何学模様の植え込み、サボテン・多肉植物、ストレリチアなどの植物が、ここでしか見られない夢のような光景を作り出しています。
花の島マデイラ島が一番盛り上がるフラワーフェスティバル!
平均気温が20度前後と温暖な気候のマデイラ島は「太平洋の真珠」と呼ばれています。
その島が一番盛り上がるのが春のフラワーフェスティバル。
日本から行くには少々遠いので、せっかく行くならフラワーフェスティバルの時期に行くのをオススメします。
パレードは2日にわたって開催され、1日目は子どもたちのパレード、2日目はフラワーパレードです。
フラワーフェスティバルの開催時期はイースターにあわせて毎年変わるので確認が必要です。
今年は4月でしたが、2017年は5月4日から21日で、子どもたちのパレードは6日、フラワーパレードは7日に開催されます。
パレード以外にもイベントはありますが、パレードを見るのが断然オススメですね。
花売りの女性はみなさん赤い服を着ています。帽子もかわいい。ピンクッション(リューコスペルマム)の値段を聞いたら1ユーロでした。
【楽しみ方】絶景巡り、ハイキング、車がなくても現地ツアーで
マデイラ島は北欧の人の避寒地として人気があり、空港でレンタカーを借りて島を回る人が多いようです。
またレヴァダと呼ばれる用水路沿いのハイキングコースがいくつもあり、ハイキングを目的に来る人もいます。
車がなくてもツアーを利用すれば、効率的に絶景スポット巡りやハイキングを楽しむことができます。
上:ピコ・ド・アリエイロ
上:エイラ・ド・セラード
【行き方】リスボン、ポルト、ロンドン、パリなどから飛行機で
マデイラ島へは、リスボンからはもちろん、パリやロンドンからも格安航空会社を利用して行くことができます。
フラワーフェスティバルの時期にマデイラ島を訪れたい場合には、早めに航空券とホテルを確保しましょう。
試しに10月の現時点で、日程を5月4日〜10日に設定してスカイスキャナーで検索してみると、リスボンーフンシャル往復で9714円と出ました。これにプラスして受託手荷物料金がかかります。
私もまだ島の西側をまったく見ていないので、また行きたいと思います。
島の人は親切だし、英語も通じます。リスボンよりもマデイラ島の人のほうが英語が通じると思いました。治安も良いし、物価も観光地の割には安いです。
名所を攻略するもよし、ハイキング・トレッキングで自然を堪能するのもよし、フンシャルでゆっくり過ごすのもよし、マデイラ島オススメですよ!