花祭りに沸く春のマデイラ島。
フンシャルの町のメインストリート、アリアガ通りは花の絨毯で彩られます。
毎年イースター前後に開催される花祭りの期間中、マデイラの人々は、世界中から集まる観光客のためにカラフルな花で通りを飾り付け、伝統音楽や民族衣装で人々を歓迎しています。
花の絨毯で彩られるアリアガ通り
アリアガ通りにはポルトガルの探検家、ジョアン・ゴンサルヴェス・ザルコの銅像が建っています。
エンリケ航海王子に仕える貴族であった彼は、船団を率いて探検を行い、1420年にマデイラ島を発見し、その報酬として島の半分を領地として与えられました。
左:奥の建物がカテドラル
アリアガ通りではフラワーカーペットのほかに花売りのお店が並んでいて、さまざまな植物が並べられていました。
ラン、ピンクッション、ストレリチア、サボテン、珍しい花の種、アガベやランの苗など面白いものばかりです。
ピンクッション、アルストロメリア
左:花の種やバルブ、右:マデイラのシンボル的な植物ストレリチア
多肉が豊富なお店
ミルトニア、ほかにもランがいっぱい
また祭り期間中はこの通りでいろいろなイベントやっていて、トボガンのそりで写真を撮ってもらえたり、花で飾られたドレスを着たかわいい女の子たちが歩いていたり、マデイラの伝統舞踊を地元の人が踊って見せてくれたりします。
このマデイラの音楽・踊りはすごいかわいくて釘付けになりました。動画を撮っていたのであまり写真がない(汗)。
動きから音楽から何から何までかわいい!
お美しい。
花祭りの山車に乗るお姉さんになるのは、島のちょっとかわいい女の子にとってステータスなのでしょう。
みなさん声をかけるとポーズをとってくれます。
マデイラ島は刺繍でも有名で、アリアガ通りにはハンドメイド作品を紹介するテントがあり、マデイラ刺繍のお店も出ていました。
この女性はものすごい大作を作っていました。刺繍のお店に行きましたが当然ですが結構なお値段です。
小さい島ですからメインストリートと言ってもそれほど大通りではないのですが、町の人が一生懸命に祭りを盛り上げ、観光客をもてなそうとしてくれています。
アリアガ通りのほかには、海のほうのマール大通りにもテントが建てられ、なかでフラワーアレンジメントの展示をやっていました。
見所たくさんのマデイラ島をぜひ訪れてみてください。