多肉植物

サボテンの種まきその後。かわいい赤ちゃんがサボテンっぽくなってきました、の巻

サボテン実生

昨年まいたサボテンミックスの種。てっぺんが少しサボテンっぽくなってきました。かわいいサボテンの赤ちゃんを育ててみませんか。摩訶不思議な形態変化を目撃できます。

サボテンミックスの種まき

アロエは何度か種まきしていますが、サボテンは初めてだったので、まずは手頃な種で練習してみようと、国華園で花の種を購入するときに、サボテンミックスを一緒に3袋購入しました。

コツもよくわからないし、時期も遅い気がしたので、そのうち2袋をまきました。内容量は何粒あったかおぼえていませんが、そんなに多くなかった気がします。1袋10粒ちょっと? 

用土は赤玉土の小粒(微塵多め)に多肉用の土を混ぜました。「覆土はしなくていい」と袋に書いてあったのでしませんでした。

あとからたっぷり水をかけると種が流れてしまうので、先に土を濡らしておきました。ラップなどをして発芽までは土が乾かないようにします。

数日で発芽しました。1袋ずつ3号ポットにまきましたが、片方は比較的よく発芽して、片方はあまり発芽しませんでした。同じ条件だったのになぜでしょう。ミックスだから入っている種が違うせいでしょうか。

現在、片方は10本、片方は4本残っています。

サボテンの赤ちゃん

いつまいたか正確におぼえていないのですが、これが12月初旬の写真です。双葉が出ています。

ということは、まいたのは11月でしょうか。11月ということにしましょう(笑)。小さくてカメラのピントが合わないので、あまり写真を撮らなかったんですよね。

前にイギリスでサボテンショップの育苗方法を見せてもらったのですが、プロは密閉して高湿度で育てるようです。

ただ、温度などその他の条件も整えないと溶けてしまうと思います。冬に少し水をあげたら、1つトロトロになって溶けてしまいました。

適温が確保できない場合には、発芽後は乾かし気味のほうがいいと思います。だから本当は春から秋にやったほうがいいですね。また乾きやすい土にまいたほうがいいです。

一般の挿し木・種まき用の土をアロエに使ったのですが、ものすごく乾きにくく、カビが出てきてアロエが一部溶けました。挿し木は乾くのがダメなので理にかなっていますが、多肉系の種まきには向かないと思います。

結局カビが生えるのは、水分が多いからです。水分多めで促成栽培するなら、なんらかの方法で殺菌が必要になります。

サボテン実生

1月、双葉のあいだから棘が出てきました。想像を絶する形態変化。

サボテンの赤ちゃん

サボテンの赤ちゃんがモヒカンヘアの猫に見えたら・・・、たぶんそれは病気です(笑)。

モヒカン猫

(追記)参考写真を置いておきます。

サボテンの赤ちゃん

この右上のやつは、かたくなに種の殻を放さない。おい、いつまでくっつけてるんだ。

 

約半年後の現在

11月にまいたとすると7ヶ月ちょっとということになりますが、さてどんな感じでしょう。

サボテン実生

サボテンの形が少しできてきました。この2つは鉢のすみっこにくっついて発芽してしまいました。仲良しの2人です。

サボテンの赤ちゃん

サボテンの赤ちゃんって人っぽいですね。手みたいなのがかわいいです。

サボテン実生

ミックス種なので品種はわからないのですが、少し色合いが違うものもあります。大きさは1センチ前後です。まだ外に出さず、室内窓辺で育てています。

水は、ごくたま〜にドレッシングボトルでちょこっとあげています。育ちは遅いかもしれませんが、表面がちょっと濡れるくらいにしています。まだ小さいので、たっぷりあげるとなかなか乾きません。

サボテンの赤ちゃん

袋の裏には、「土が保持する水分ではなく、空中湿度を高めるといい」と書いてあります。

「蒸れには非常に弱いので、夏場の水やりは控えてください」ともあるので、冬と夏の水やりには注意が必要です。

冬暖かい地域か、寒い地域か、夏暑い地域か、涼しい地域かによっても違ってきます。同じことをしても同じ結果になるとはかぎらないのが、難しいところだと思います。

 

おわりに

黒ビニールポットから、このあいだ購入したプラ鉢にでも植え替えたいのですが、もう大丈夫なんでしょうか。これから暑くなるのでやらないほうがいいかなあ。

練習用だったのに、だんだん愛着がわいてきます。

形態変化が面白いサボテンの赤ちゃん。ぜひトライしてみてください。

ではまた。

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