まだ12月ですが、今年の冬はけっこう寒いですね。窓の外を見るとまだ少し紅葉した木の葉が残っていますが、もうじきぜんぶ散ってしまうでしょう。早く春になってほしい・・。
でも冬には植物イベントとしては忘れてはならないラン展があります。2月の東京ドームは有名ですが、1月には池袋のサンシャインシティでもラン展をやっています。
サンシャインシティのほうは入場無料ですので、お出かけがてらいかがでしょうか。過去の写真とともに詳細と日程をご紹介します。
追記:初日の今日(1月5日)、行ってきました。今年の会場の様子をご覧になりたい方は、当記事のいちばん下にある「関連記事」をクリックしてください。
サンシャインシティ「世界のらん展2018」の日程
サンシャインのラン展は全日本蘭協会洋らん展主催で、今年が57回目。
来年の日程は、2018年1月5日(金)から8日(月・祝)の4日間です。
時間:10:00~18:00(最終日は15:00まで)
会 場:東京都豊島区東池袋 3-1 サンシャインシティ 文化会館ビル 2F 展示ホール D
入 場 料:無料
以下プレスリリースから引用します。
サンシャインシティ(東京・池袋)では 2018 年の開業 40 周年を記念し、「サンシャンシティは花 ざかり!2018」と題して 6 月までに 8 件の花に関するイベントや、高層階のレストランで花をモチ ーフにした限定ランチメニューの提供、花 1 輪などがもらえるスタンプラリーを 2018 年 1 月 5 日 (金)~6 月 9 日(土)の期間に実施します。
2018 年 1 月 5 日(金)~8 日(月・祝)の期間は、魅惑的な世界中の蘭を大規模に展示 する新春恒例のイベント「第 57 回全日本蘭協会洋らん展 サンシャインシティ世界のらん展 2018 ~気軽に蘭 Casual Orchids~」を開催します。
世界トップレベルの整った大輪花から、予想外の形やサイズなど自然の妙を感じさせる花まで 展示株数は国内最大規模の約 1,200 株にのぼります。多種多様な蘭の展示・販売や専門家に よる講演など、蘭に関する情報を様々な角度から楽しむことができます。
今回は「オンシジウム」をテーマに、特別展示や特別講演を行います。
オンシジウムというと、切り花で流通する華やかな黄色い花が代表ですが、実際には種類が たいへん多く、机の上に置ける小型で香りのよいものから、大型で花茎が何メートルにもなる品種まで、 色も白、黄色、緑、茶、赤とさまざまです。家庭で来年も咲かせられる、育てやすい品種が多いので、気軽に手に取っていただけます。 また、オンシジウムの原種から身近な交配品種をパネルと生花を使って紹介します。さらに南米から輸入した開花株も展示します。
毎年好評の「らんにまつわるお宝展」では、洋蘭界で最も重要な出版物の一つと言われる「The Orchid Album」から、一部を 抜粋して展示します
この本は 1872 年から 1897 年にかけてイギリスで出版されました。500 枚以上の見事な野生蘭の石版画とその解説文が 11 巻に製本されて出版され、その後続々と出版されたラン図譜の標準となったと言われています。
以上プレスリリースから引用です。さらに詳しい情報はプレスリリースをご覧ください。
会場にはラン業者さんのお店もあります(下の写真の後ろのほう)。ランのほかにもチランジア、食虫植物などのお店があります。お店を見るのも面白いですよ。
つぎに過去の出品からわたしの記憶に残ったものをご紹介します。
見事に仕立てられたレリア・アンセプスの大株。ここまでくると芸術作品ですね。
わたしはレリア・アンセプスが好きなのですが、うちにあるのは買ったときに1回咲いたきり、その後はちっとも咲いてくれない。どんどん大きくはなるのですが。
開花が比較的短いし、花弁が薄いので乾燥に弱いです。ラン展の開催にあわせてばっちり開花させるのは大変なのではないでしょうか。
これはたぶんレリア・サンタバーバラサンセット「ショータイム」です。
じつはこれも小さな苗で買ったのを持っていて、今年花芽が伸びてきたのですが、途中でダメに・・・。こんなに美しい花を咲かせてくれるのはいつでしょうか。枯れることはないと思うので、老後の楽しみにしたいと思います。
エピデンドラム。なんともいえない色できれいです。エピデンドラムってそんなに好きじゃないのですが、これはほしい! ラズベリーバレーという品種だったと思います。
濃いピンクの微妙な色合いと中心の黄色がきれい。Srt. Amarooと書いてありました。これは買おうかどうか迷って結局買わなかった。咲かせられないのでかわいそうだから(笑)。
今年は初めて東京ドームでミニカトレアを買ってみました。蕾ができてぐんぐん大きくなるのを楽しみにしていたのですが、暖かい日に水をやったら、それでも寒かったのか翌日ダメになってしまいました。デリケートすぎる・・・。学習して気長にやりたいと思います。
サンシャインらん展はお客さんが少ない(笑)ので、育て方の参考にするため、じーっと株を観察することができます。上はレリア・アンセプス・ゲレーロ。
うちで咲いたときのようすです。買ったときに茎が伸び始めていたので、3ヶ月後くらいに咲きました。いま考えると奇跡です。
蜜を出すので、左のつぼみがベッタベタにかたまってしまいました。そのせいで変な向きになっています。
まとめ
なぜか後半はレリアが中心になってしまいましたが、お正月は池袋でラン展、いかがでしょうか。
東京ドームより規模は小さいですが、落ち着いて見学できますよ。お店も出ていてお買い物もできますので、初心者の方は育てやすいラン、上級者の方はめずらしいランをお土産にどうぞ。
最寄駅は有楽町線の東池袋駅です。池袋からも歩けますが、東池袋のほうが近いですよ。
詳しくはサンシャインシティの公式サイト(交通アクセス)をご覧ください。