今年もやってきました、東京ドームのらん展の季節が。ここを越えたら、あと少しの我慢で春です。というわけで、現在東京ドームで開催されている「世界らん展日本大賞2018」のようすをご紹介します。
世界らん展日本大賞2018の概要
2018年2月17日(土)~23日(金) 一般公開7日間
午前9時30分~午後5時30分 (入場は午後5時00分まで)
スペシャルナイト開催日19日(月)・21日(水)は~午後9時まで(入場は午後8時30分まで)
当日券:2,200円 前売券:1,900円
イブニング券:1,500円 (午後3時30分より入場可。午後3時より当日券売場で販売)
団体:2,000円 (当日券10枚以上同時購入)
学生:1,300円
内覧会特別鑑賞券:3,800円
※中学生(要学生証提示)および保護者同伴の小学生以下無料
※会場の当日券売場で、障がい者手帳をご提示の方および同伴者1名様までが各1,100円(当日券半額)となります。
展示エリア
ドーム内は、展示エリアとお店エリアに分かれています。
この横に大きなランの壁がきれいでした。「インスタ映え」を意識されてのディスプレイでしょうか。この前で自撮りしていて動かない人多数(笑)。
ちなみに出口の辺りで、「SNSに投稿した方にはクリアファイルを差し上げます」といってクリアファイルを配っていました。
もちろん定番の豪華胡蝶蘭ディスプレイもあります。
この蝶々のディスプレイも人気でした。この前は、初日の土曜日だったせいか、午後の早い時間は人が詰まって歩けない感じでした。4時以降にはかなり人が減るので、写真が撮りやすいですよ。
わたしの好きなサンタバーバラサンセットがあちこちに。でも今年は大株はなかったような。お店エリアで開花株を売っていました。
こちらも定番の沖縄美ら海水族館の熱帯魚展示。このほか着物とか生花とかまあ定番の・・・。少し新しいものも見たいですね。
去年も思ったけど、椎名洋ラン園さんのミニ胡蝶蘭は色がかわいい。
オフリスとか、お猿さんの顔のランとか、やや定番化しつつありますが、かわいいよね。
やや異彩を放っていた展示。プレウロタリスとかの変わったランとロックがお好きだということが伝わってきます。面白いですね。
オーストラリアに行ったときに見たのと同じ地生ランがいっぱい。
世界らん展日本大賞2018の受賞株
今年はグラマトフィラム・マルタエが受賞しました。大きいですね。
壇上の作品の中でわたしが気になったのはこちら。すごいきれい。透き通るようなピンクがかわいい。トリコピリア・スアビスだそうです。マンネリと思いつつ、こういうのに出会うとやっぱり来てよかったな、と思うんですよね。
こういう下垂系のが好き! 持ってるんだけど、花無しのを買ったのでまだ咲かない・・・。
ああこれもほしい・・・。パキッとした黄色がすてき。
これもいい色だな〜。もしかしたらわたしはデンドロが好きなのかもしれない。
ふしぎなアフリカのランたち
ラン展には毎回、なぜか小さい部屋の中に入らないと見られないエリアがあるのですが、今年のテーマは「ふしぎなアフリカのランたち」でした。10分くらい並んで中に入りました。日によってはもっと長い場合があるので、行列が長かったらすいてから入りましょう。
バルボフィラム・バービゲラムという植物だそうです。風でフワフワ動くのが面白いです。人が多いですが、せっかく並んだのでじっくり観察しましょう。
アングレカム・セスキペダレです。セスキペダレとダーウィンの蛾の研究についての説明パネルがありました。近くにいた人が「ダーウィンってNHKのダーウィンじゃないよね〜」と大きな声で言っていて、なんか複雑な気持ちになりました(笑)。
お店エリア
お店エリアではランのお買い物ができます。胡蝶蘭、カトレア、デンドロなどはもちろん、植物ですらない謎な店もたくさんあるのがラン展の特徴です。資生堂の香水とハンドクリームも毎年売っています。
外国から来ているマニア向けのお店もいくつか。前から気になっているこの豆みたいなラン。かわいいけど、うーん、無理だろうな。
プリンセスキコが半額の1000円になっていたので購入しました。また観葉植物を増やしてしまった。うつくしいキコ様・・・。いい香りがします。
チランジアやネペンテスを売っているお店もあります。植物と関係ないお店がたくさんあるのだから、多肉植物とかサボテンとかのお店があってもいい感じがするんですけど、線引きがよくわかりません。
以上、世界らん展日本大賞2018をご紹介しました。23日まで開催していますから、ぜひ行ってみてくださいね。
(追記)世界らん展2019の公式サイトはこちらですよ〜!