オレンジ色のユリ咲きチューリップ「バレリーナ」。花びらのカーブやオレンジ色の濃淡がとても美しい品種です。ホームセンターの園芸コーナーでもよく売っている品種なので、秋になったら花壇にプラスしてみてください。
ユリ咲きチューリップ「バレリーナ」
オレンジは花壇に取り入れにくい色かと思っていたのですが、数年前にバレリーナを買ってみたらとてもきれいでした。
それはもうカエルもうっとりと葉の上で寝てしまうくらいに・・・。
このオレンジの濃淡、クルリンとした花びら、そしてややくすんだ緑の茎。すばらしい。このチューリップは、1本でもじっと見ていられます。
去年は新しく買わなかったのですが、前年の球根が咲きました。
小さかったのでそのまま別の場所に植えておいた球根も、乾燥させて保管し、秋に植え付けた球根も両方咲きました。
ここは、選抜に落ちた小さめ球根をそのまま植えておいた場所です。あ、バレリーナがあった! すっと立つ姿はまさにバレリーナ。
咲きました。来年も咲いてくれるでしょうか。ハナニラみたくどんどん増えればいいんですけどね。
開花は比較的遅め
チューリップは、早咲きと遅咲きを組み合わせると開花時期が揃いません。
一気に暖かくなって暖かさが維持されれば、早咲きと遅咲きを混ぜてもそれほど気になりませんが、開花期間が長くなると先に咲いたのが色あせてきてしまいます。
これは2018年4月です。この年は暖かかったので一気に咲きましたが、ピンクのチューリップは色あせてきています。
これは今年です。チューリップが咲き始めたら雪が降りそうなほど寒くなってしまったので、一気に咲きませんでした。
先に咲いたのは、もう花びらが散ってきています。冬が暖かかったので、咲くのが早すぎたのかもしれません。
後ろの別のオレンジのは去年の秋に購入した「ビューティー・オブ・スプリング」という品種です。これも帰る頃に咲き出したため、20個も植えてあるのに1つしか見られなかった・・・(涙)。
ピンクのはアンジェリケです。アンジェリケも遅咲きですが、アンジェリケよりもバレリーナのほうが遅かったです。
背丈は低め
少し小柄なので、できるだけ花壇の手前側に植えたほうがいいと思います。
このピンクや赤や黄色は大きめのチューリップです。これらと比較するとバレリーナの花は小さめです。
芝生側が正面です。この年は元気な感じのカラーが揃ってましたね。日差しが強いとパッカーンと開いてしまうのはご愛嬌。
今年はアンジェリケがたくさん咲いたのですが、ちょっと大きいのとの丈の差が目立つ結果に。紫の八重の品種も植えたのですが、まだ茎が伸びてきてないのがそうかな。1つだけ紫のがありますけど、あれかな。
ちなみにバレリーナは香りがあるそうです。気にしたことがなかったので、そこまで強い香りではないと思うのですが、来年咲いたらかいでみよう。
おわりに
春なのにチューリップの記事を書いてないなと思い、品種紹介を書いてみました。ホームセンターで買えますので、ぜひ来年ポイント的に植えてみてください。
掘り上げてまた植えれば、好きなお花を毎年楽しめますよ。
ではまた。