センペルビウム「シルバーアンドレ」にネジラミが発生したので、根を切って土ごと処分し、発根させてから新しい土に植え替えました。
センペルビウムにネジラミが
昨年秋に購入してそのまま植え替えなかったセンペルビウム。「シルバーアンドレ」という品種です。ちまちました葉っぱがかわいいです。センペルビウムにしてはちょっと高級な500円。
アンドレってなんで? ベルバラ?
左のエケベリアはしばらくして植え替えたのですが、センペルビウムのほうは植え替えずに冬を越し、3月下旬に植え替えようと鉢から出すと・・・。
キタ〜〜〜〜〜!!
ネジラミちゃん!
うっふふ〜(変態)。
葉っぱにはときどきカイガラムシが発生しますが、こんな見事なネジラミは今まで見たことがありませんでした。
あまり植え替えしないから、気づいてないだけかもしれないけど(汗)。
以前は多肉を買ってくると早めに植え替えていたので、そのせいもあるかなと思います。
買ってきたときに植わっていた土は、処分するか、ベランダの空プランターに入れておき、後で何かに使うことが多かったです。
お皿の上に米粒みたいなのが見えますか。これがネジラミの本体です。まえにカイガラムシの記事に書きましたが、ネジラミもカイガラムシの一種です。
大きさは葉っぱに出るカイガラムシよりも少し小さく、鉢の中に白い粉を大量に発生させるのが特徴です。
この白い粉はいったいなんなんですかね。ちょっと調べてみましたが排泄物(分泌物?)のようです。卵も含まれているそうです。
上から見るとまったく何の問題もないのですが、ネジラミを退治しなければならないので、茎を根元から切って、土を全部捨てました。
茎が太いため、切り口が閉じるまで待つ必要があります。すぐに植えて水をあげると水を吸い上げてしまい、雑菌が入りやすくなります。
センペルビウムは丈夫なので、しばらく根がなくても大丈夫です。ただ春や秋にやったほうがベターです。
なんとなくタマシダの上に置いてみました。とくに意味はありませんが、どちらも葉っぱのフォルムがすてきだなと思います。
新しい土に植え替え
カットしたセンペルビウムを乾いた土の上に置いて、しばらく窓辺に置いておきました。約20日後の今日、抜いてみたら少し根が出てきていたので、新しい土で本植えすることにしました。
触ったら根が少し抜けました。センペルビウムの根って意外に弱いんですね。気をつけましょう。
切り口が乾いてカサカサになっていますね。植物も傷を受けると、傷を塞ぐためにそこにカルスという組織を増殖させます。人間のかさぶたのようなものです。こうなると水は吸えません。
そして成長ホルモンが上から下に降りてきて、本来ならば根に行くわけですが、切られてしまって根がないため、そこで発根のスイッチが入ります。そして根が出てまた水が吸えるようになるわけです。
小さい素焼き鉢に植えました。白ペンキでペイントしてあります。土は多肉植物用の土を使用しました。赤玉土と観葉植物の土を混ぜたほうがよかったかな。これ、ほぼ軽石みたいな土なんで。ようすを見て、育ちが悪いようならまた植え替えます。
さらに念のためにオルトランDXを土に混ぜておくと、残った卵から再発生するのが予防できるかと思います。
ほんの少し入れるだけで十分です。レビューを見ると室内で匂いが気になるほど使っている人が多いんですけど、できるだけ屋外で使用しましょう。
コバエにお悩みな人が多いようですが、買ってきた観葉植物は土に問題があることが多いので、おそらく土を替えないと根本的な解決になりません。あと水やりの頻度ですかね。
植え替えてすぐ水をやらなくても大丈夫です。そもそも根が少ないので水が吸えませんから、いつまでも土が乾かないとよくありません。あげるならすぐ乾く程度にしましょう。
買ったときより少し小さくなってしまいました。やはり買ったらすぐに植え替えましょう。
ああ、兜丸も買ったままで植え替えてないなあ。いじるの怖いなあ。
おわりに
以上、ネジラミが発生したセンペルビウムの植え替えでした。
植え替えにいい季節ですので、気になる鉢があったら、根をチェックしてみてください。
楽天でも売ってました。シルバーアンドレ。
アンドレ・・・!!
ではまた。