多肉植物

多肉植物の葉挿しや挿し木が発根しない・うまく育たない3つの原因とその解決策

虹の玉発根

今日は、多肉植物の挿し木や葉挿しが発根しない原因や、発根してもその後うまく育たない原因を考えてみます。


原因その1 適期ではない

挿し木や葉挿しは、春や秋の気候のいい時期にするとうまくいきます。

これだけで、冬や真夏にするよりも大幅に成功の確率が高まるでしょう。また冬か夏ならば、一般的な春から秋にかけて成長するタイプの場合、夏のほうがいいでしょうね。

多肉植物葉挿し

春なら数日で発根

関東であれば4月、5月、9月、10月がいいのではないかと思います。暑くなるまでに、あるいは寒くなるまでに、根をはることができるからです。

多肉カット ひげ根

置いておくだけで根がボーボー

以前、冬にとれてしまった葉をペット用ヒーターの上で葉挿しして育てたことがあります。できないことはないのですが、かなり時間がかかります。気温が上がってからやったほうが簡単です。

解決策 春や秋まで待つ

 

原因その2 置き場所がよくない

室内の暗い場所だと日照が足りないので、光合成がうまくいかなくなります。光合成がうまくいかないと、植物は必死で日光を求めて伸びようとします。すると、発根に回すパワーがなくなってしまいます。

暖かい時期であればすぐに発根するので室内でもあまり問題ありませんが、時間がかかればかかるほど、日照不足はジワジワと多肉の体力を削っていきます。

虹の玉

風通しのよい明るい場所であれば、根がないのに無駄にエネルギーを使って上に伸びる必要がありません。徒長もしませんし、蓄えたエネルギーを発根に回すことができます。

解決策 風通しのよい明るい場所に置く

 

原因その3 土がよくない

これは発根してからの問題ですが、土がよくないと発根後の根の成長に影響があります。

市販されている多肉植物用の土には、ゼオライトやパーライト(土というより石)の割合が多すぎるものがあります。なんかこう砂利みたいな。

春のマーガレットレッピン

大きい多肉ならばそのような土でもさほど問題ありませんが、小さい葉挿しだと、根がうまく入っていけないんじゃないでしょうか。

多肉はカラカラにしても葉は枯れませんが、根は案外と弱いです。根が枯れていても葉っぱだけで生きられるのが多肉の偉いところですが、やはり根を育てないと上もよく育ちません。

女雛

葉挿しで増えた女雛

わたしの場合は、観葉植物用の土と多肉用の土と赤玉土をブレンドするといい感じでした。

土を捨てられないので使用済みの土をプランターに入れていたのですが、観葉植物用の土は粒子が細かいので、多肉用の土や赤玉土の隙間を埋めてくれ、根が入って行きやすくなります。

また適度に湿り気があるので、発根後の根がよく育ちます。水は挿した直後はあげないようにします。

多肉植物

逆に、泥のような排水性の悪い土は根腐れの原因になります。

植物の根は呼吸しているので、酸素が必要です。細かすぎる泥のような土は、隙間がないために酸素が少ない状態にあります。水を含むと酸素がさらに少なくなってしまいます。

根の窒息死、すなわち根腐れです。

デレッセーナ

ジメジメしているとコケが生える

このような場合は、粒の大きな乾きやすい土をブレンドすると、隙間ができて土中の酸素を保つことができるようになります。

多肉植物用の土でもいいですし、パーライトやゼオライト、赤玉土などでもいいでしょう。ただし赤玉土はだんだん潰れてきます。

解決策 土を改良する

 


おわりに

多肉植物の葉挿し・挿し木がうまくいかない原因について、わたしの失敗経験に基づき、基本的な3つのポイントをまとめてみました。

環境によっても違いますが、また各論的にはまだいろいろありますが、大きなポイントとしては、以上の3つが大事なのではないかと思います。

ではまた。

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