庭の地植え多肉花壇の観察記録です。秋に植えて冬越しした多肉や、春に土に挿しておいた多肉が根付いて元気に成長しています。
梅雨入り前の地植え多肉
多肉植物には地植えでまったく問題ないものもあれば、冬の寒さに弱いものも夏の暑さに弱いものもありさまざまです。そのため、増えて持て余した多肉植物を庭の花壇に植えて経過観察をしています。
この花壇には昨年も多肉植物を植えていたのですが、さすがに冬は越せないと思ったので一部は一旦撤去し、寄せ植えに使った多肉の残骸や余った多肉を春に再び植えておきました。
家の壁沿いに設置した花壇で、花壇用のコンクリブロックで囲って土を盛ってあるので水はけはいいほうです。園芸用語でいうと、いわゆるレイズドベッドですね。
モヤシのようになっている多肉や干からび気味の多肉などを寄せ植えの鉢から抜いて植えました。根のあるものもありますが、根のないもののほうが多いです。
ルビーネックレス、子持ち蓮華、セダム類は、秋から植えっぱなしのものと春に植えたものが混在しています。
そして5月上旬。
昨年夏に植えたときは、秋になってもあまり根付いていなかったルビーネックレス。冬はやや干からび気味でしたが、ようやく本気を出して勢いが出てきました。
そしてさらに6月上旬の現在。
さらに勢いがついて伸びています。ただこの翌日から雨が降り、今年は本格的に梅雨らしい天気になっているので、この後どうなるでしょうか。
ダンゴムシがけっこういるので接写できない・・・。右のほうにエケベリアか何かの花茎を挿したものが枯れたままになっていますが、こういう枯れたものを放っておくとダンゴムシの餌になります。いずれにしても梅雨時期の庭はダンゴムシだらけですけれども・・・。
上から3枚目の写真の右のほうに写っている干からびたプロリフェラも元気になってきました。
姫秋麗も元気。夏はどうなのかなあ。まあダメならダメで。鉢にもいっぱいあるから枯れてもいいです。
右上はカランコエの胡蝶の舞です。カランコエは寒さに弱いので冬は鉢上げして屋内に入れています。
エケベリア・フロスティとブロウメアナも春に挿しました。ブロウメアナも実家では屋外に置いておくと冬越しできないのですが、それ以外の季節はわりと水分多めのほうが早く増える気がします。
横にして植えた多肉の茎。子どもがたくさんできています。なんだろうなこれは。秋麗とかでしょうか。植物の生命力を感じます。
ルビーネックレスって紅葉しているときもきれいですが、青々としているときもきれいですね。先端がポチッと紫色で。
だいぶ雑草を抜いてきたのですが、またしばらくすると雑草だらけになるでしょう。基本的に丈夫なものだけを植えていますが、これから長雨や台風でダメになるものもあるかもしれせん。
でも暖かくなってから梅雨入りまでは、鉢植えのものよりも雨ざらしのほうが、ぷっくりして元気なくらいかもしれません。
この鉢植えは雨が当たる場所にあったのですが、雨の当たらない場所にあったものよりも生育旺盛です。でもこれからは多肉植物に適さない高温多湿の夏がやってくるので、この鉢も屋根の下に入れてきました。
いい時期は短いよなあ。住んでいる地方によって違いますよね、これは。最近行った高知は花栽培が盛んだそうですが、全然気候が違いますもんね。
まあそれを言ってもしかたないんですけど。
斑入りの子持ち蓮華がほしいな。ではまた。