ミニ胡蝶蘭の植え替えをしました。マイ・ヴィヴィアンという名前の胡蝶蘭です。この胡蝶蘭が自分で購入した初めてのランです。マイ・ヴィヴィアンちゃんとの出会いについてお話しします。
胡蝶蘭マイ・ヴィヴィアン
「マイ・ビビアン」と買ったときの札には書いてあったような気がしないでもないのですが、どうやら記憶違いのようでマイ・ヴィヴィアンが正しいみたいです。シマシマのピンクの小さい花がかわいいです。今年は、買ったときを除けば一番多く、9輪の花をつけました。
これは2014年に大雪の降った日の翌日にホームセンターで買いました。
わたしは年齢のせいか体質のせいか、10年前くらいから冬になると鬱っぽくなる傾向がありまして、体が怠いし、ずっと眠いし、あちこち痛いし、やる気が出ないのです。
自己診断ですが「季節性感情障害(Seasonal Affective Disorder)」というもののようで、日照量の不足によってセロトニンの分泌が減ってしまうことが原因だそうです。
それでその日もあまり調子が良くなかったのですが、親がホームセンターに行くというので一緒に行ったのです。
そこで出会ったのがこの青汁。
じゃなくて(笑)、この胡蝶蘭でした。
デンドロビウムやシンビジウムは育てたことがあったのですが、胡蝶蘭は翌年も咲かせられる自信がありませんでした。でもそんなに高くないし、試しに買ってみようと思ったのです。
真冬の一番寒い時期だったせいもあって、家に持って帰ったらいくつか花芽が落ちてしまったのですが、ゆたぽんと一緒に段ボールに入れたりして、残りの花を咲かせることができました。
その後、植物の育てられる広いルーフバルコニーのある部屋にこの胡蝶蘭も一緒に引っ越して、多肉植物や観葉植物にも手を出し、植物が増えていったのです。
1月や2月の蘭展にも寒くても我慢してときどき行くようになりました。
さらに、冬になると外に出なくなるのがよくないんだなと思い、1月にシンガポールに行って国立ラン園を訪問しました。
帰ってきたら謎の高熱と咳で2か月くらい寝込み、死ぬかと思いました(笑)。いま考えると、あれは2009年新型インフルエンザ(豚のやつ)の残党だったんじゃないかと思う。
鬱っぽいのに旅行とかして元気じゃんと思うでしょう。ええ、まあ。だからそんなに深刻なものではないんですけど、本人はもっとポテンシャルがあると思ってるんだよね(笑)。
そんなわけで、胡蝶蘭を買ったら冬の不調が治りました。なんてうまい話があるわけがなく、まあ冬になると調子が悪いのは相変わらずですね・・・。夏も別に絶好調ってわけではないし。
でも、ランにも花が咲く季節と葉っぱや根っこを出す季節があって、ゆっくり体力をつける時期も必要なんですよね。
だから調子が悪いときは、そういう時期なんだと思って無理しないのも一つの方法かなと思います。ダラダラしっぱなしだとさらに悪化するから、日を浴びて身体は適度に動かさないとダメですが・・・。
ちなみにセロトニンをちゃんと出すには、概日リズムが後ろにズレないようにするのが重要です。
スタンフォード大学の脳神経学者アンドリュー・ヒューバーマン(Andrew Huberman)先生によると、最低でも2分は朝の日光を目から入れることが必要だそうです。理想は10分。30分ならなおよし。ウォーキングすればさらによし。ただし、9時前の日光でないとダメだそうです。
いろいろ改善法を試してみた結果、今年の冬はそんなに調子が悪いわけではなかったのですが、身内が手術したりいろいろありまして・・・。ちょっとストレスだったので、ブログも少しお休みしていました。
今日ぐらいの天気が一年中続けばいいんだけどね〜。
ではまた。