この冬一番の寒さを迎えた関東地方。ベランダで寒さに耐えつつ紅葉している多肉を観察してみました。今日は赤い多肉を中心にご紹介します。
紅葉したベランダの多肉
昨日「今年は暖冬ですね」なんて書いていたら、今朝はけっこう寒くなり、当地はマイナス4度まで下がっていたようです。マイナス4度ってヤバくないですか(笑)。いや自分はぬくぬく温かいお布団の中ですが、多肉さん的に。というわけで、ベランダの多肉の健康チェックをしてみました。
ピンクルルビー
赤くなるのが取り柄というか、夏の緑の姿からは想像できない赤さになるピンクルルビー。ピンクルってその「ル」はなんなの?といつも思うんですけど、ピンクというよりレッドです。
艶があるので光って白っぽく見えますが、血の色っぽいというか、赤です。
これは引越し前に持っていたバッシュフルという名前で買ったものの子株です。バッシュフルとピンクルルビーは同じものというか、バッシュフルのほうがもともとの名前なんじゃないでしょうか。
bashfulというのは恥ずかしがり屋さんという意味なので、恥ずかしがり屋さんで赤くなっちゃう、ということなんでしょう。ピンクルルビーは韓国でつけた名前じゃないかと、たぶん。
虹の玉
11月に挿し木した虹の玉が真っ赤になっています。なんか木の実みたい。
水がまだ吸えていないみたいですね。手前のセダムもやや干からび気味ですが、水を吸うようになれば復活するでしょう。
一昨日あたりに水をあげた気がするのですが、観葉植物が植えられていたココピート的なものと多肉用の土と赤玉土という乾きやすいブレンドなため、すぐにカラカラになってしまいます。まあ冬はこれでもいいんだけども軽すぎて根がしっかり張れない感じ。
根付いたほうの虹の玉は水を吸ってプリッとしてきました。
ベランダの気温を測ってみたら12度でした。天気予報だと今日の最高気温は8度だったので、ベランダは地表の気温よりも4度くらい高いのかもしれません。とすると、夜にマイナス4度のときは零度ぐらいということでしょうか。
同じマイナス気温でも、雨や雪が降っているか、1日中その気温か夜間だけか、土が濡れているか乾いているか、などなど、さまざまな条件によって結果は違ってくるでしょう。もちろん一番大きいのは品種による耐寒温度の違いです。
ジョアン・ダニエル
冬になると赤い縁取りができるエケベリアのジョアン・ダニエルです。
これの欠点は外側の古い葉っぱに赤い点々ができることです。むしってしまえばきれいになりますが・・・。観賞価値的には微妙なのであまりかわいがっていないのですが(笑)、けっこう丈夫で何年も元気にしてますね。
乙女心
乙女心もいい感じに赤くなっていました。乙女心はややオレンジがかった赤ですね。
これは引っ越してからうっかり買ってしまった新しいものです。プリプリで元気。植え替えせずに買ったときの鉢のままです・・・。
これは12月中旬に撮影した同じ乙女心です。このときよりも赤くなっていますね。脇芽がたくさんでているので、春になったら切って増やしたいと思います。
一方、このかわいそうな感じの乙女心は、引越し前に育てていた乙女心の先端部です。引越しが夏で、切ったまま2ヶ月も放置していたので下葉が枯れてしまい、先端部だけ挿しました。緑のはパープルヘイズです。だいぶ伸びてきました。新葉は冬でも緑色のままです。
桃太郎
あとは赤いってほどでもないですが、爪が真っ赤でかっこいい桃太郎さん。
これは秋に入っても成長していない感じがしたので植え替えをしました。根がカラカラで新根があまり出ていませんでした。植え替え後はキュッとした葉がたくさん出てきました。
おわりに
引っ越してきて初めての冬なので、雪が降った場合にどのくらい寒くなるのかまだわかりません。うちの場合、プランターのほうはいずれにしても出しっぱなしになると思うのですが、去年みたいな大寒波がこないといいですね。
ではまた。