観葉植物

タマシダ(ネフロレピス)の増やし方。株分けして刈り込んだタマシダがこんもり復活

セイヨウタマシダ

5月下旬に株分けし、根だけ残して葉っぱをみんな切っておいたセイヨウタマシダが、きれいに復活しました。青々とした葉っぱがきれいです。

セイヨウタマシダの株分け

根詰まり気味で端っこの葉が枯れてきていたセイヨウタマシダを3号吊り鉢から5号吊り鉢に植え替え、端っこの葉が枯れている部分を株分けしました。

ボストンファーン

上の部分は葉が枯れているので切ってしまいました。

その後、ベランダの明るい日陰に置いて、とくに最初のうちは多湿にしないように水やりしました。葉がないので、水をたくさんあげると腐りやすいです。

成長期なので、すぐに新芽は出てきました。根まで枯れている部分は、新根が出ないため、しばらくすると引っ張れば抜けるようになります。

 

植え替えから2ヶ月後

それから2ヶ月経ち、ようやく長い梅雨が明けた現在のセイヨウタマシダがこちら。

セイヨウタマシダ

こんもりと復活。増えた、増えたよ。

古い葉がないので、青々としていてきれいです。みずみずしくて食べられそうな感じです(食べないけど)。

梅雨が長くずっと薄暗かったですが、それはよかったんだろうか、そうでもなかったんだろうか。わかりません。

冬はこんなスピードでは成長しません。だから株分けや植え替えは暖かい時期にやりましょう。

セイヨウタマシダ

(2020年6月追記)約1年後、鉢いっぱいに大きくなりました。手前が株分けしたほうです。

セイヨウタマシダ

トリミング中。たまに枯れた葉を切ります。(追記終わり)

 

植え替えた大株

5号鉢に植え替えたほうも成長しており、すでに鉢に余裕がない感じになっています。植え替え直後は一部をとったのでいびつでしたが、わからなくなりました。

セイヨウタマシダ

照明から吊るすには5号だと重すぎて不安だということに気づきました。土が濡れていると結構重いです。

セイヨウタマシダ(nephrolepis exaltata)には、直立タイプ、下垂タイプ、下垂するけどあまり伸びないタイプ、下垂して長く伸びるタイプ、葉が縮れているタイプといろいろあります。

スコッチモス

こちらが縮れているタイプです。スコッティとかスコッチモスといった名前で売っています。こちらはそんなに根詰まりしてこないですし、コンパクトに育てやすいです。

ボストンファーン

今回株分けした大きいほうのセイヨウタマシダは「ボストンファーン」として通販で購入しました。

本来のボストンファーン(’bostoniensis’)は、1894年にフィラデルフィアからボストンに送られた大量のシダの中から発見された突然変異種で、葉状体が下垂し、45センチ〜90センチくらいになる品種のことをいいます。

まあでもうちにきたのは、あまり伸びないですね。今回株分けしたのが長く伸びてくれるかな。やっぱり外に出していたので、葉っぱが明らかに大きいです。

大きいほうは冬の間ずっと家の中の照明の下に吊るしていたので、日照不足だったかもしれません。

 

おわりに

以上、セイヨウタマシダの株分けでした。季節のいい時期であればすぐに復活するので、増やしたい人は分けてみてください。根詰まりしている株も分けたほうが生育がよくなります。

ではまた。

うちに来たのと同じタイプ。

斑入りなんてあるんだ。欲しい。

楽天市場でボストンファーンを探す

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