今年は少し新しい試みを始めます。実用的ではない文章を書く練習をしたいと思います。ホトケノザって皆さんのところではもう咲いてますか?
園芸ブロガー12ヶ月
1月の園芸ブロガーはネタに困る。庭にほとんど何も咲いていないからだ。
しかも最近はついついアクセスの見込めそうな多肉植物の記事ばかり書いてしまい、いつの間にか多肉植物のブログと化している(しかも普及種ばかり)。
そこで今年は「園芸ブロガー12ヶ月」と題して、植物やブログ運営についての雑文を自由に書いていきたいと思う。
なんかのパクリなような気がするが、たぶん気のせいだろう(笑)。
「空き地のホトケノザ」
少し前に気づいたのだが、借りて住んでいるマンションのとなりの空き地では、12月からホトケノザが咲いている。実家の庭ではホトケノザは早春に咲き出すのではないかと思う。今年の冬がとくに暖かいせいなのだろうか。
持ち主がしょっちゅうトラクターで土をひっくり返しているにもかかわらず、しばらくするとまたホトケノザがあちこちに顔を出す。
太陽が家並みの向こうに隠れる前の時間帯には、冬の澄んだ空気のなかで、黄色い日差しを浴びながらきらきらと輝いている。
じつに美しい。
自宅で仕事をしているうえに性格的にも出不精なので、すぐ近くのスーパーに行くのも面倒だと思ってしまうのだけれど、その光景を見るといつも幸運に巡り合わせたような気持ちになる。
駅に近いので、こんな広い空き地はここしかないのではないかと思う。住宅密集地の空き地だから雑草を伸び放題にしないように気をつけているようだ。
先日は、空き地のすみに生えていたゼニアオイがきれいになくなってしまっていた。
ゼニアオイはこぼれ種で発芽するのでおそらくまた空き地のすみに出てきて、しばらくしたら花を咲かせるだろう。
わたしが子どもの頃には実家の近くも田んぼや空き地がたくさんあった。夏はうるさいくらいにカエルが鳴いていた。空が大きかった。
そういえば、高校のときに自転車で友人の家を通りかかったら、その家の前の広い空き地に小さな椅子を出して空を見上げている友人がいた。
「何やってるん?」
「空見てるん」
彼女が見上げている方角を見ると、大きな空に紫色とピンク色が混じり合った見事な夕焼けが広がっていた。
そのときはおかしなことをしてるなあと思ったけれど、たしかに椅子に座って眺めていたいと思うほど美しい夕焼けだったのをおぼえている。
陽の光は世界を美しく照らし出す。
空き地のホトケノザは、教えてくれているのかもしれない。あなたもその光に照らされているんだよ、と。
なんちて。
Googleの検索順位が下がるようだったらやめよう・・・。
この本、有名ですけど、じつは読んだことないんですよね。
ないのかよ(笑)!
ではまた。