多肉植物

多肉植物の台風対策。暴風雨や高温から多肉を守るためのポイントを解説

アロエ ペグレラエ

高温多湿が苦手な多肉植物。大型台風の接近時、庭やベランダで育てている多肉植物をトラブルから守るために、どんなことをしたらいいのでしょうか。ベランダの対策を中心に解説します。


多肉植物の台風対策

いや〜、先日の台風15号すごかったですね。ファクサイとかいう変な名前でしたが、被害はなかったでしょうか。倒木があちこちで発生して交通機関も混乱しました。

台風の前には、飛んでいくものがないかなど、お庭やベランダのチェックをされていると思います(多肉よりもこれ重要!)

では多肉植物については、どのような対策をすればいいのでしょうか。問題を雨と高温に切り分けて、いくつかのポイントを見ていきます。

 

暴風雨から多肉を守る

風が多少強い程度で雨だけなら、そこまで心配は必要ありません。台風後の高温による日焼けや蒸れに備えて、できるだけベランダの奥の雨がかかりにくい場所に起きましょう。

暴風が予想される場合は、飛んでいくものがないか、倒れて困るものはないかチェックして、風の当たらない場所や室内に移動しましょう。

台風前後でトラブルが生じやすいのはやはりエケベリアだと思います。とくに葉の薄いタイプや透明感のあるタイプがデリケートで、緑色が濃いタイプはわりと丈夫です。

ユーフォルビアやサボテンで背丈のあるものも要注意です。風で倒れて折れたりします。

 

白粉をキープするには雨を避けて

とくに注意してあげたいのは白い粉をまとっている多肉植物です。雨がかかるとせっかくの粉がはげてしまいますし、パンパンに水を吸って緑色が濃くなります。

エケベリア ラウリンゼ

白い粉をまとっているラウリンゼです。明るい場所で乾かし気味に育てたほうが、白い粉がきれいに出ます。

エケベリア ラウリンゼ

粉がはげて葉っぱが開いています。台風の雨がベランダの奥まで入ってずぶ濡れになってしまったためです。

白い粉は日差しから身を守るためなので、粉がはげているときは日焼けに注意が必要です。このあとやっぱり黒く焼けた部分ができました。

アロエ ペグレラエ

アロエペグレラエなども白い粉がはげるのは避けたいですね。アロエは雨が葉の内側に入ると乾きにくいので、台風後の高温で蒸れるのが心配です。

こういったものは優先的に雨のかからない場所に避難させておくといいと思います。

 

室内に避難させる際の注意点

室内に入れる場合は、できるだけ空気の流れのある涼しい場所に起きましょう。出窓は意外と高温になりやすく、風通しも悪いので要注意です。

室内に入れた多肉植物

手前のはユーフォルビア峨眉山です。ユーフォルビアは日差しで焼けたことはないですが、ソテツキリンなど背丈のあるものは風で倒れるので風に注意。去年はバニーカクタスも風で倒れてました。

室内避難させる場合は風通しが重要です。

あまり人のいかない部屋など空気の流れのない場所に避難させる場合は、扇風機を使用するのがおすすめです。弱い風で十分だと思います。

エバーフレッシュ

ただし観葉植物のなかには風が当たるのを好まないものもあるので(エバーフレッシュなど)、近くにそういった植物がある場合には風が直接当たらないようにしましょう。

また多肉植物は雨がかかると枯れるわけではないので、全部室内に入れなくても大丈夫です。品種ごとの性質に応じて対処しましょう。

 

台風通過後の高温や日光から多肉を守る

トラブルが起きやすいのは、むしろ台風の通過後です。台風が過ぎ去った後のベランダは高温多湿になりやすく、多肉植物にとっては厳しい環境です。

今日の午後、ベランダの気温を測ってみました。台風は昨日の朝、関東地方を通過しました。フェーン現象により9月としては19年ぶりの暑さだとか。

温度計と照度計

ぎゃー。42.5度もある。

え? でもよく見てください。左上の最高温度を。

46.8度!

温度計をベランダに置いて遅いお昼ご飯を食べ始めたら、温度計のことを忘れてしまったので、その間に46.8度に達していたようです。まあベランダ直置きなので。

というかね、多肉よりも外で働いている人が心配よね・・・。熱中症にはくれぐれも気をつけてください。水だけじゃダメですよ。

右の赤いのは照度計です。9万5300ルクスあります。もっとあると思ったのですが、日差しは秋なんですね。雲が少しあるからかな。4月下旬のほうが日光は強いですね。

でも9万はやはり強すぎるので、直射日光は避けたほうがいいです。すずしい日陰に置きましょう。

ソテツキリン

この時期、困ったことにうちのベランダは1日を通じて日陰になる場所がないんですよね。太陽が低くなってくるので、ベランダの床に太陽が当たる時間が長いです。

観葉植物

そのような場所の場合には、遮光ネットやシェードを使用して直射日光を遮り、できるだけ涼しくしましょう。東側や北側に置ける場所があるなら移動しましょう。

それも無理なら室内に一時避難。室内も暑いですから蒸れないように。

ラモシシマ

プランターは入れられないので鉢のものだけ中に入れました。アロエは暑いのはわりと平気そうですが、一緒に中に入れてしばし鑑賞。種から育てたラモシシマです。

 


おわりに

台風が年々大きくなってきているようで怖いですね。これからまだ台風が来るのでしょうか。

うちも数年前のゲリラ豪雨で、実家のベランダから室内に雨漏りが発生しました。排水孔にゴミが詰まっていて排水能力を上回ってしまったようです。雨樋やベランダの排水孔にゴミがつまったりしていないか、よく確認してください。多肉よりも超重要! 

排水孔の上にカバーがあると確認しにくいので、とくに一戸建てのベランダで植物を育てている人は、土がたまったりしていないか気をつけてください。

照度計はこちら。

温度計もいろいろあるけど、わたしのはこちら。

シェードはベランダだと立てにくいので遮光ネットがいいかな。50%くらいでいいのでは?

ではまた。まだ暑いので熱中症に気をつけてください。

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