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中高年よ大志を抱け(笑)。「できないこと」にチャレンジしてみよう

YouTube、難しい・・・。またiMovieをアプデしたら不具合だらけになった(絶望)。勢いで始めてみたものの、動画制作の難しさを実感している新米中高年YouTuber(なのか?)のわたしが、中高年ほど「できないこと」をやるべきだと思う理由を語ってみます。


中高年こそYouTubeやるべきだと思う

YouTubeって世間一般だと若い人のやるものってイメージがあると思います。でも若くはない人ほどやるべきだと思うんですよ。何かやりたいことがある人は。

昨日ケイシー・ナイスタット(Casey Neistat)の「Do what you can’t」という動画を見て、そう思ったんです。

「できないことをやれ」

いや、できないことはできないじゃん?

と思うでしょ。

でも自分の部屋で動画を撮影して、それを他人に見てもらうなんて、これまでは「できないこと」だったわけですよ。かつては映画、そのあとはテレビでしかできなかった。

だから「できない(と思っていた)ことをやれ」と。それができるようになったんだから。

とケイシー・ナイスタットは言っているわけですね。

 

伊能忠敬とかルソーとか

日本全国を測量して地図を作成した伊能忠敬が、隠居して天文・暦学を勉強しはじめたのって何歳からかご存じですか?

自分もよく知らなかったんですが、50歳だそうです。

アンリ・ルソーが税関職員を引退して絵に専念したのは49歳です。

ふたりに共通するのは、それまではやらなきゃならない仕事があったってことですね。

皆さんもそうじゃないですか。「好きなことで生きていこう」って言われても、いや、でも生活はどうすんのよっていう。

とくに若いとね。

 

チートな人たち(笑)

一方で、たとえばセザンヌは実家が超金持ちなので、その時点でチートなのです(笑)。エクサンプロバンスにあるアトリエも父親が買った別荘なのです。ダーウィンもほぼ研究だけやっていたのです。マネも個展の費用をママンが出してくれたのです。

過去に後世に名を残した人の実家を見ると、お金持ちであることが多いのです。

森で自給自足生活をしていたソローとかも、実家は鉛筆製造で財を成したお金持ちです。太宰だって実家がお金持ちでサポートしてくれなかったら、もっと早く死んでいたでしょう。

あ、ディスってないですよ(笑)。

うちも実家がオノ・ヨーコさんみたいに財閥の家系なんでね。

嘘ですよ(笑)。

昔は、普通の人々は生活するだけで精一杯だったわけです。好きなことをしようとか考えもしなかったのです。現代でも、多かれ少なかれ、とくに若いうちは衣食住で精一杯な人が多いわけです。

ブレイクの「虎」

詩人・画家のウィリアム・ブレイクも、もとは美術学校に入って画家を目指したのですが、画家では食べていけないから銅版画の印刷や挿絵で生計を立てていました。

自分で印刷した詩集『無垢と経験の歌』が死ぬまでに売れた部数は30部以下。亡くなったときは新聞に「an unfortunate lunatic(不運な狂人)」と書かれたくらいです。

時代の先を行き過ぎていると周りの人には理解できないわけですよ。

このブログも一般受けしない。なぜなら時代の先を行き過ぎているからだ。

ふはははははは。

YouTubeにしろブログにしろ「そんなんやって何になるの?」みたいなことを言う人もいるし、自分も思うときもあるんですけど(笑)、ブレイクだって「詩とかやって何になんの?」と自問自答する瞬間はあったと思うんですよ。

誤解しないでほしいので繰り返しますけど、チートな人たちを批判しているわけではないですよ。むしろ尊敬していますよ。

ダーウィンの家

きみ、チートとか言い過ぎじゃないのかね。ぷんすか。

 


石川啄木がYouTuberだったら(笑)

もちろん実家が裕福じゃなくて名を残した人もたくさんいます。ただ、そういう場合、早く死んでしまうことも多いんですよね。ジョン・キーツは25歳。逆に25歳で死んじゃってるのにすごすぎると言えます。しかもイケメンなのです。

ジョン・キーツの肖像画

絵に描いたようなイケメン。あ、絵だった(笑)。

日本だとあまりよく知らないけど石川啄木とか。26歳で死亡。もうこの人くらいになるとプロ貧乏というか、貧乏が作品のネタになっちゃうわけです。

「はたらけど はたらけど猶 わが生活(くらし) 楽にならざり ぢつと手を見る」

手とか見てても一銭にもならないのですが、仮に石川啄木が貧乏暮らしをネタにしたブログを書いてたら? 低収入をネタにしたYouTubeチャンネルをやって世間に毒を吐いていたら?

石川啄木

【ご報告】肺結核になりました

#作家志望 #低収入 【借金額を公開します】

みたいな(笑)。

自分はそういうのあまり見ないけど、一定のニーズがありますよね。

「石川啄木チャンネル」が伸びるかどうかはわからないですけど、昔と違って直接発表できる場があるのがすごいと思うんですよ。

 

理解者はきっと現れる

ルソーは、年金が出る年齢までは日曜画家として趣味で絵を描き、退職後に画業に専念しました。自己流ですから、絵を出展するとみんなが彼の絵の前でクスクス笑いました。ところが一人だけ、彼の絵を褒める人がいました。

ルソー『夢』

ピカソです。

じつはルソーの絵は、古典絵画の構図を参考にしており、しっかりとした構成がされているのです。そこに彼のベタ塗りっぽいタッチが子どもの絵のような自由さを与え、独創性のある表現となっています。ヘタウマ系の元祖と言ってもいいでしょう。

ピカソは「こいつマジもんや」ということがわかったので、ルソーを笑わなかったのです。それどころか「ルソーを讃える会」という夜会まで開催しています。

ピカソは子どものような絵が描けるようになりたいと考えていました。

子どもの絵は他人の評価を気にしていない。自由だからです。

ピカソが14歳のときに描いた絵を見たことがありますが、恐ろしいほど上手です。そういう「うまい」絵のつまらなさを彼は知っていたわけです。

「子どもは誰でも芸術家だ。問題は、大人になっても芸術家でいられるかどうかだ」

これはお釈迦様が言っていたこととも共通します。人間は大人になるにつれつまらない知識を身につけていくのです。それをひとつひとつ取り除いて、本当の自分を見出すこと、自分にとっての「生きる意味」を見出すことが、人生において大事なことだとお釈迦様は言っています。

ただ一つそれさえできれば、人生まるっと成功なのです。有名にならなくてもお金持ちにならなくてもいいのです。

あなたという存在はこの世に過去にも未来にもたった一人しかいないのですから。自分自身を見つけ出すことは、あなたにしかできない仕事なのです。

 


できないことをやろう

「なにが君のしあわせ

なにをしてよろこぶ

わからないままおわる

そんなのはいやだ!」

アンパンマンの歌じゃないけど、本当の自分がなんであるかがわからないまま、「はい終わり!次の人生がんばってね!」とならないように、中高年ほど楽しいことをいろいろやったほうがいいのです。時間がないんだから。

そこでYouTubeですよ、皆さん(笑)。

しかもYouTubeの場合、うまくいけば収入も入るわけです。このブログも微々たるものですが毎日収入があります。

このような250記事しかない小規模のブログでも、直近28日間のアクティブユーザー(サイトを月1回訪問した人)が7万人もいます。

毎月数万人が訪問するメディアを運営するなんて、個人には「できない」と思いませんか。でもブログならばできるんだなこれが。

わたしPewDiePieさんが大好きなんですけど、彼は「学校じゃ一番人気なかった」そうです。遠くの学校に通っていて、背が一番低くて、ゲームばかりしているタイプだったからです。それが今では登録者1億人超もいるわけで、「自分でもようわからん(笑)」と。

ケイシー・ナイスタットが言ってるのはこういうことだと思うんですよね。

皆さんもブログでもYouTubeでもいいですが、自分を表現する場所をつくってみてはいかがですか?

「そんなん怖いわあ」。うん、怖いですね。とくにYouTubeはちと怖いね(笑)。

 

Creativity takes courage

「創造性には勇気が必要だ」。アンリ・マティスの言葉です。

マティスが帽子をかぶった奥さんを描いた絵は発表当初、猛烈な批判を受けました。当時の画壇の偉い人たちに「こんなめちゃくちゃな絵は許さん!ケダモノの絵や!野獣派や!」と言われちゃったわけです。

しかしそれに懲りず、マティスはさらに鼻筋が緑の奥さんの絵を出展するのです。「ケダモノ上等やで!」と喧嘩を売ったわけです。

「文句あるならかかってらっしゃい」とメンチを切るマティスの奥さん(笑)

マティスも怖かったと思いますよ。だから「勇気が必要だ」と言ってるわけですね。

ニューヨークのMOMAに行くと、入ってすぐにルソーの『夢』とマティスの『ダンス』がどどーんと飾ってあります。今は変わっているかもしれませんが、自分が行ったときはそうでした。

あれは新しい芸術の美術館にふさわしい展示だと思うんですよ。

勇気を出して創造しろ、それが芸術だということが、そこに立っただけでどどーんと伝わってくるわけです。

ピカソもルソーを評価したのはそこだと思うんですよ。

笑われても凹まないで新しい表現を作り出してる。しかも年金生活者だって。逆にすごくね? みたいな。

 


おわりに

うえのケイシー・ナイスタットの動画で、彼が12歳の頃に学校の校長先生に「お前のような人間は、将来、ルーザーになる」と言われたと言っていて、自分も学校の先生に言われたことで引っかかっていたことがあったのを思い出しました。

大学卒業後の同窓会で先生に「tabiniwaさんってやりたいことしかやらないよねえ」といきなり言われたのです。

その当時わたしは、難病を発病して長期入院していたので新卒無職だったんですよ。

先生はそういうわたしの事情を知らなかったのですが、「なんでそんなこと言うん・・・😢」と思ったのをおぼえています。

でも数十年後のいま振り返って、先生は悪い意味で言ったんじゃなかったのかもな、と思うようになったんですよね。世の中はやりたいことでもやれない人が多いんだからいいんじゃね? みたいな。てか、やりたいこともやれない人生になんの意味が? やりたいこともやれない世の中はポイズンじゃね?

もしかしたら褒め言葉だったのかな、と思ったのです。

たぶんちがう(笑)。

でも、誰もがやりたいことができるとはかぎりません。ここに苦悩があります。自分だって他人からはそう見えるかもしれないですけど、やりたいことだけやってきたわけじゃないですよ。今でもやりたくないことばかりやってますよ。

実際のところ、若い頃からやりたいことだけやって生きていけるのはごくわずかな人だけなのです。しかし昔に比べれば、現代は肺結核で死んでしまうこともないし、ネットに発表すれば見てくれる人がいます。

てなわけで、なんでもいいからやってみましょう。

JUST DO IT!

ちょっと最近やる気が低下しているので、自分に喝を入れるために書いてみました。

ではまた。

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