本日はロンドンのコロンビアロードフラワーマーケット(Columbia Road Flower Market)の行き方をご紹介します。ロンドン滞在中、日曜日の朝に時間があったら、ぜひこの花市場を訪れてみてください。
規模はそれほど大きいものではありませんが、おしゃれな雑貨屋やカフェもあって、花イベントや街づくりイベントなどの視点から見ても、いろいろ参考になるのではと思います。
ではコロンビアロードフラワーマーケットへLet’s go!
コロンビアロードフラワーマーケットってどんなところ?
このマーケットは常設の花市場ではなく、イーストロンドンのコロンビアロードというやや狭い通りで、日曜日の8時から15時くらいまで開催されています。
道の両側にひしめき合うように仮設のお花屋さんが並び、お花を買いに来るロンドン市民で押すな押すなの大混雑・・・。
えっと、人ごみが嫌いな人はダメですかね(笑)。
どんなものが売っているかというと、切り花が一番多いです。国内の花農家が栽培したものもあれば、輸入のものもあります。いまはアフリカのケニアが花の一大産地になっており、欧州に大量に出荷されているそうです。花農家は付加価値がないとなかなか対抗できないんじゃないかなと思いました。
切り花のほかに、一年草、宿根草、山野草、ハーブ、多肉植物、胡蝶蘭などのお店があります。とても活気があり、お花を抱えた人たちで狭い路地はカオス状態。イギリス人はやっぱり園芸好きですね。
このあたりは基本的に下町なので、最近はおしゃれエリアになっているものの、けっしてポッシュなおしゃれ感ではありません。売っている人たちは普通のおじさんおばさん(とても失礼・・・)なので、「おしゃれな植木市」もしくは「おしゃれなアメ横」的な感じといったらいいでしょうか。東京に同じようなものがあったらはたしてこんなに人が来るだろうか・・・。
植物そのものはべつにめずらしいものを売っているわけではないので、雑貨屋さんやカフェを含めた一体的なコミュニティのかもしだすこの雰囲気が重要なんだろうな、と思いました。
ぶら下がっている魚のような物体はヘリコニア。アレンジメントのプロの人も買いに来るのでしょうか。これだけの品物を並べるのも大変でしょうね。朝早く行ってみると面白い写真が撮れるかもしれません。日中はとにかく人が多いので写真が撮りにくいです。
苗もたくさん売っています。このほか胡蝶蘭や多肉植物がちょこっとだけありました。
道の両脇には雑貨店やギャラリーなどがあって、ヴィンテージの食器のお店がすてきでした。公式サイトのこちらのページでどんなお店があるか確認できます。
コロンビアロードフラワーマーケットの営業時間
午前8時から午後3時頃
3時まできっかりやっているわけではないのでご注意を。
次回は朝の早い時間に行きたいです。わたしは前回10時ぐらいに行きましたが、天気がよかったせいかすでにかなりの人でした。本当に満員電車並みだった瞬間がありました・・・。
行く前には、念のために公式サイトで基本情報をチェック。
イギリスは週に1日しか営業しないお店やガーデンなどがけっこうあるので、行く前にチェックするのは重要です! わたしもよく失敗しているんですけどね・・・。
コロンビアロードフラワーマーケットへの行き方
どの駅からも少し離れています。ホクストン駅からは徒歩9分ほどですが、こちらの駅はオーバーグラウンドの駅なので、わざわざ乗り換えてこの駅に行くより、地下鉄の駅から徒歩かバスで行ったほうがいいと思います。
地下鉄は、ノーザンラインのオールドストリート駅(徒歩18分)、セントラルラインのベスナルグリーン駅(徒歩16分)、リバプールストリート駅(徒歩21分)が近いです。
リバプールストリート駅は、大きなターミナル駅なので、セントラル、サークル、ハマースミス&シティー、メトロポリタンの各地下鉄が通っています。
地下鉄で行くといずれの駅からも20分前後かかってしまうので、オイスターを持っているならバスに乗るといいと思います。わたしはリバプールストリート駅からバスに乗りました。
上の地図の赤い番号はバスの番号です(公式サイトより)。55番、26番、48番あたりが便利ですね。とくに55番は、オックスフォードサーカス駅や大英博物館付近を通っていて、中心地から徒歩を入れても30分弱しかかかりません。
どこから出発するかによって最適なルートは異なりますので、詳しくは下記のGoogleマップに出発地点を入れて検索してみてください。時間を日曜日の朝に設定するのをお忘れなく!
おわりに
こんなに観光客や地元住民でにぎわっているフラワーマーケットは、世界中探してもほかにないのではないかと思うほどの活気があります。ぜひ時間があったら訪れてみてください。
当ブログは、お花好き、ガーデン好きでイギリスに行かれる方々のため、お役に立つかもしれない情報を発信しています。カテゴリ「イギリス」をご覧ください。
ではまた。