セロジネ・インターメディアが数年ぶりに咲きました。サンタバーバラ・サンセットとプリンセス・キコも今年はよく咲きました。なぜでしょう。理由はたぶん・・・。
セロジネ・インターメディアが咲いた
数年前につぼみ付きで購入して、そのときは開花したのですが、その後咲かなくなってしまったセロジネ・インターメディア。初心者でも咲かせやすいランのはずなのに・・・。
ここに引っ越ししてから咲いてなかった気がするので、3年くらい咲いていないでしょうか。
それが今年はなぜか・・・。
咲きました。
ドリルのようなものがバルブの付け根にできて、「うーん、これって花だっけ?」と期待しないで放っておいたら、1月に入ってぐんぐん伸び始め、唐突に咲きました。
プリンセス・キコも今年は9輪の花をつけました。キコ様史上、最高記録です。これは毎年咲いているので優秀です。こちらのほうが咲かせやすいと思います。
サンタバーバラ・サンセット「ショータイム」も4つ花をつけました。相変わらず1本しか伸びませんが、4つ咲くのは初めてです。
前に「今年は早く咲くかも」なんて書いたのですが、室内に入れたらなかなか動かなくなって、結局いままでで一番遅い開花だったかもしれません。去年の夏前に花茎が伸び始めたので、半年以上かかっての開花です。
ただ首が長すぎなんだよね・・・。咲いていないときは邪魔でしかない。
茎の長さ、開花までの時間、葉っぱ、あらゆる点で長い。開花してからは短い(笑)。
セロジネ・インターメディアが花をつけた理由?
セロジネが咲いたのは、たぶんコロナのせいで去年からずっと家にいることが増えたからだと思います。
セロジネは、ほかのランよりも水を好むそうなので、水が足りないと葉っぱの先が枯れたり、葉っぱ全体が丸まってきます。
このように・・・。だからあまりいい状態ではないんだと思います。
コロナの前は、6月または7月に旅行に行って、10日以上水をやれないことがありました。枯れることはないのですが、乾きすぎだったのかもしれません。
それと去年の夏は、9月に入って急にすごく涼しくなって、また暑くなりましたけど、残暑が例年ほどではなかったような。それも関係があるのかもしれませんね。
うちのベランダ、夏はめちゃくちゃ暑いし、日陰がなくなってしまうんですよ。
それからセロジネは、鉢からバルブがはみ出てくるくらいのほうが咲くようです。植え替えた鉢(3.5号鉢)が、少し大きすぎたのかもしれません。バルブが外にはみ出てきたら咲きました。
それと、もう少し肥料をあげたほうが咲くのかなという気がします。
原因としては、そんなところでしょうか。鉢は小さめでよく、夏の水やりをしっかりして、肥料もあげる。暖かい時期は風通しの良い外の日陰に。
おわりに
というわけで、セロジネ・インターメディアが咲いたのは、コロナのおかげ・・・なのかどうかはわかりません(笑)。
ランの開花には複雑な要素がからんでくるので、これっていうのはむずかしいですね。でも自分がこの2年間はずっと家にいたので、その前よりも世話をしていたのは確かかと・・・。
一般的には咲かせやすい花だそうなので、ぜひ育ててみてください。写真で見ると地味なんですけど、近くで見るときれいですよ。もっと大株になるとたくさん咲いて豪華です。
今頃(2〜3月頃)購入すると花芽付きかもしれません。
ではまた。