前回のカラテア・マコヤナに引き続き、先日購入したばかりのペペロミア・プロストラータ(別名ペペロミア・タートル)も植え替えました。亀の甲羅のような小さい葉っぱがかわいいペペロミアです。
ペペロミア・プロストラータ
学名はPeperomia prostrataですが「ペペロミア・タートル」という札がついていました。プロストラータっておぼえにくいですね。ペペロミアはサンデルシー、アングラータに続き3品種目ですが、プロストラータが一番おぼえにくい。
「タートル」は、おぼえやすくて葉の模様をうまく言い表しているのでいいですよね。ペペロミア真亜子というのもありますが、あれは・・・? 真亜子って誰ですか?
鉢から出してみたら意外と根が少なかったです。でも元気なので心配ないでしょう。ペペロミアは丈夫ですね。
土はピートモスとパーライトでしょうか。すでにガチガチになっています。これをほぐして赤玉土と多肉用の土を混ぜました。
土は資源なのでできるだけ再利用します。ピートモスはアイルランドなどで産出される泥炭からできていますが、過剰な採掘による環境破壊が問題になっているそうです。日本でも土や石灰の採掘で山がどんどん削られています。そこへ加えて最近のソーラーパネルの増え方は恐ろしいほどです。
カラテアが植えられていたココヤシ繊維は、そういう点では環境に優しいと言われています。ただクセがあるので性質を理解して使用する必要があります。
園芸の本を見ると「植え替えには新しい土を使用します」とかよく書いてありますが、ケースバイケースで考えるべきだと思います。少しでもお財布と環境に負担のない持続可能(サステイナブル)な園芸を心がけたいですね。
鉢カバーは先日のIKEA購入品紹介でも登場したダイダイという鉢です。ペペロミアはたくさん品種があるので、個性的な種類が入手できるようになるといいなと思います。
植え替えのときに葉っぱがとれてしまったので、葉挿ししてみます。ペペロミアは葉挿しで増えるのですが、プロストラータはどうでしょうか。葉っぱがかなり小さいので芽が出る前に干からびないといいですが。
1枚だけペペロミア・アングラータの葉も入っています。挿したのはしばらく前ですが、まだ芽が出ないですね。
ついでにご紹介しますと、手前の小さい瓶に入っているのはハートカズラです。実験的に水挿ししてみたのですが発根してきました。
節のところから根が出るはずなのですが、切り口から発根しています。どこで切ってもいいんでしょうか。
観葉植物は挿し木で増やせる種類が多いです。剪定した枝や切れた葉っぱを切って瓶に挿しておくと、毎日観察が楽しいですね。
冬になったので編み物をしたくなり、いま何年も前に編み始めて中断していたセーターを編んでいます。
上の写真の毛糸はイギリスで買ってきたジェイミソンズのシェットランドヤーンです。毛糸に番号とともに植物の名前がついています。
上の写真の紫のはフォックスグローブ(ジギタリス)、黄色はダッフォディル(水仙)、緑はプレーリー(草原)で、ピンクは植物ではなくリップスティックです。ラベルも含めてかわいすぎるので編めません。
グスでのろまな亀ですが、この冬は編みかけのセーターを完成させたいと思います。
ではまた。