多肉植物, 暮らし, 観葉植物

増えてしまった多肉植物や観葉植物と一緒に引越しをしました、の巻

多肉カット

少し前に引越しをしたのですが、引越しするにあたり困ったのがルーフバルコニーと室内にある大量の植物と土でした。観葉植物や多肉植物と一緒に引越しする際の引越し業者選び、梱包、土の処分などについて自分の体験をまとめてみました。

増えてしまった植物

増殖する多肉植物、マンションなので捨てられない土、大きくなった観葉植物・・・。引越しの際には、これらをどうするかがなかなか悩ましい問題です。

多肉植物

前の部屋のルーフバルコニーは、25平米くらいはあったのではないかと思います。景色がよく、季節が感じられて、それなりに気に入っていました。

ルーフバルコニー

上の写真は引越し3ヶ月後くらい。東向きバルコニーだったので、植物もよく育ちました。

新しい部屋は南向きバルコニーで、いまの時期は長時間日差しがあたるため、ランの葉が焼けてしまいました。一方、サボテン類は新しい環境が気に入ったようで元気になってきました。

ストレリチア

それから室内にも観葉植物がありました。大きいのはカシワバゴム、アルテシーマ、エバーフレッシュ、ストレリチアです。買ったときは小さかったのですが大きくなりました。

ストレリチアは南アフリカから種を取り寄せて発芽させたのが7鉢ありました。2鉢はマンデラズゴールドという黄花種です。5鉢は普通のレギネなのでいつも捨てようかと思うのですが、捨てられない・・・。

ルーフバルコニー

上の写真はルーフバルコニー2年目の春。2年目ですでにゴチャゴチャしています。

それからさらに数年、咲かないランやら、プランターを占拠するセダムやら、引っ越したくても「これ片付けるの面倒だなぁ」という状態でした。

バルコニー

しかし更新時期を迎え、一念発起。もっと広くて安い部屋に引っ越すことにしました。

 

引越し前の準備

やや衝動的に引越しを決めたため、行き当たりばったりな面がありました。引越しは早めの問い合わせ、早めの申し込み、早めの梱包、なんでも早め早めが鍵です。わかっているんですけどね・・・。

でも6月だったので安い時期だったんじゃないかと思います。幸い、雨も降りませんでした。

 

荷物・植物の整理

引越しを安くすませるには不要品を処分して、できるだけ荷物を少なくすることです。

これは見積もり前にある程度やっておいたほうがいいです。持っていく荷物が決まらないと、見積もり金額が出せません。

多肉カット

多肉は、複数あるものはカットして実家に持ち帰り、鉢に挿しておきました。新居に持っていきたいものは、あとで梱包します。

多肉植物

プランターなど大きなものは自治体によっては粗大ゴミになるので、早めに処分しましょう。

 

引越し業者の選定

以前引越ししたときの業者にまず電話しました。最初は訪問見積もりになると言われましたが、忙しかったため荷物の量を伝えたら、だいたいの金額の幅を教えてくれました。少々高めだったので、また別の業者に電話し、訪問見積もりを依頼しました。

直接申し込むのではなく引越し業者比較サイトから申し込むと、安くはなるのかもしれませんが、電話がすぐにたくさんかかってきます。

またイギリスで購入したアンティークの食器もたくさんあるため、それらが割れないかも心配でした。大切な荷物ですから、丁寧かつスピーディーに仕事をしてくれるかどうかなど、料金以外の要素も考えて業者を選びました。

 

植物も運んでもらえる

基本的に植物は、引越し業者にはあまり歓迎されません。トラックの中で上に積み重ねられないのと、クレームが起きやすいのが原因だそうです。

とはいえ「植物ですか・・」という反応をされるだけで、トラックに載るならば運んでもらえます。料金的に折り合いが付くかどうかだけです。

見積もりの際にもらったパンフレットにも「植物の梱包方法」が掲載されているくらいなので、「運んでもらえない」ということはありません。

2社目の業者には、訪問見積もりに来てもらいました。時間どおりに営業の人がきてくれました。1社目が提示した金額の下限の料金だったので契約しました。2トントラックの貸切です。

 

植物の梱包

大きい観葉植物は当日梱包してくれるということなので、それ以外の植物を前日ダンボール箱に入れました。重くなるので土はできるだけ乾いた状態のほうがいいです。当日には水やりをしないように。

アロエは鉢から外して土を落として、箱に詰めました。大きい鉢の多肉はカットして、これも箱に詰めました。

新居に持ってきたカット多肉は、かれこれ2ヶ月も放置しているのですが、多肉って枯れないの、すごいね。ただし、風通しをよくしないと、蒸れて腐ります。早めに梱包してふたを閉めてしまった別のダンボールは、ほんの数日で下のほうの多肉が腐ってしまいました。

多肉の引越し

小さめの鉢に植わっているものはダンボールに入れました。下にビニールをしいて、ダンボールのふた部分をガムテープで立たせておきます。土こぼれを防ぐためにティッシュを詰めました。動かないように鉢をダンボールに隙間なく詰めます。まったく土こぼれもダメージもなく新居に到着しました。

観葉植物やランも自分で梱包できるものは梱包しておきました。上の要領と同じく、ビニールをしいて、ダンボールのふたをガムテープで立たせ、その中に隙間なく鉢を詰めます。ランは葉っぱがぶつかって折れないように、プチプチを鉢にまいて上を開けておきました。

多肉の引越し

さらに小さい鉢は、ティッシュを詰めるのが面倒くさいので、ビニールに入れて靴箱に詰めました。

多肉引越し

葉挿しのラウイです。靴箱のふたを閉めておいたので、作業員さんは植物だと思わなかったと思いますが、ほとんど土こぼれもありませんでした。

植物以外の園芸用具・鉢も梱包すると、結構な数のダンボールになりました。ダンボールに内容物を書くのですが「園芸用品」と書くのがだんだん恥ずかしくなってきました・・・。

 

最大の難関・土の処分

土はゴミとして回収してもらえないので、別の方法で処分しなければなりません。マンション住まいで捨てる場所がなかったため、廃棄物処分業者に依頼しました。

4つの業者に問い合わせました。まず比較的格安のところに電話をかけましたが、そこはルートで回収しているため回収が来月になると言われてしまいました。

ほかの処分業者は、だいたい出張料が5000円。土10kg、1500円でした。

土は買うときより処分するときのほうが高いと学びました・・・。札束が飛んで行った・・・。早めに業者に問い合わせましょう。安いところが見つかるかもしれません。

 

引越し当日

約束の時間に作業員3人、ドライバー1人の計4人で来てくれました。大きい観葉植物を梱包。1時間ほどで詰め込みが終了し、新居へ出発。到着後は観葉植物をダンボールから出してくれました。ほかの植物もダメージはなく、ひっくり返った鉢は1つもありませんでした。

大手なので多少高めかもしれませんが、テキパキと作業してくれたので、また引っ越すときは同じところに依頼したいと思いました。

 

おわりに

植物の片付けが憂鬱で引越しを迷っていたのですが、思い切って引越ししてよかったです。前より広くなったうえに家賃も安くなったので、引越し費用はかかりますが、トータルでは更新するよりもお得になりました。

そして新居でまた土を買う(バカ)。

ではまた。

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