多肉植物

アロエの種まき。エリナケア、ロンギスティラ、アクレアータが発芽しました、の巻

アロエ 種まき

数日前にアロエの種まきをしました。エリナケア、ロンギスティラ、アクレアータです。古いタネだったので心配でしたが早くも発芽しました。

アロエの種まき

数年前に購入したアロエのタネ。3年前か4年前か、よくおぼえていません。ペグレラエなどはその年にまいたのですが、まききれなかったタネが冷蔵庫のなかにずっと眠っていました。

発芽するのかどうか心配でしたが、まかないとわからないわけで、とりあえずまいてみました。

アロエの種袋

ちなみにタネの保存は、お菓子の入っていた小さな缶に入れて、のりなどを買うとついてくるシリカゲルの袋を一緒に入れておきました。タネが湿気を吸わないようにするのが重要です。

温度変化もよくないので、冷蔵庫に入れたら出し入れはなるべくしないようにします。出し入れするときは手早くします。室温に放置すると汗をかいて、タネが水を含んでしまいます。

 

アロエ・エリナケアのタネ

アロエ・エリナケアのタネです。トゲトゲが白くて、小さいときはかわいく、大きくなったらかっこいいアロエです。アロエのタネは、カサカサした羽がついていることが多いのですが、これはついていないですね。

アロエエリナケアの種

 

アロエ・ロンギスティラのタネ

うっすらと青みがかった緑色の葉が美しいアロエです。写真を入れているハードディスクがいま手元にないので、あとで写真を探して貼りたいと思います。

アロエ・ロンギスティラのタネは、大きめの羽がついています。これは遠くまでタネを飛ばすためでしょう。ロンギスティラは前にもまいたのですが、いちばん成長が悪く、いつのまにかなくなってしまいました。アロエは発芽は難しくないのですが、成長が遅いので、ある程度の大きさになるまでは管理が難しいです。

アロエロンギスティラの種

このタネはそのときの残りだと思います。残していたのも忘れていた。今回はどうでしょうかね・・・。

このカサカサした羽のようなものは、これからカビの菌糸が出やすいので、とってしまったほうがいいです。とっても発芽には関係ありません。完全にとらなくてもいいので適当にむしっておきます。

あとアクレアータもまいたのですが、タネの写真を撮るのを忘れました。

 

種まきの方法

前回はビニールポットが小さすぎたことと、赤玉土の粒が荒すぎたのが、初期の生育に難儀した理由だったような気がします。その反省をふまえ、ビニールポットを9センチにしてみました。

容器は100均の密閉容器です。大きなタネをまくときはピンセットがあると便利です。エケベリアの古い葉をとるときにも活躍してくれます。

アロエ種まき

種まき用の土を買ってあったので、赤玉土とその種まき用の土をまぜて使ってみましたが、その土がやたらと水をはじくので閉口しました。

下の方に赤玉土を入れて、上のほうに種まき用に土を入れたのですが、水をかけても水が上にのっかったままで入っていかない。ピートモスが多いのかな。

しかたないので爪楊枝で混ぜ混ぜしました。まく前によく水を吸わせないとタネが浮いてきてしまうし、細かいタネだと流れてしまうかもしれないですね。

新しい土なので意味があるのかわかりませんが、一応、熱湯で殺菌しました。ポットを容器に入れたまま熱湯をかけてフタをします。じゅうぶんに冷めてから水を流し、タネをまきます。

昨日、Youtubeで多肉植物の育て方の動画を見ていたら、たぶんメキシコかどこかラテンアメリカの国の人だったのですが、鍋で土を煮てました。殺菌というか虫対策でもあるのかな。雑草のタネが混じっている場合も似てしまえば発芽しないでしょうしね。

ロンギスティラとアクレアータのほうは、種まき用の土がなくなったので赤玉土のみにしました。上のほうに細かめの土を入れました。

アロエ種まき

エリナケアの発芽温度は20度だそうです。前回ペグレラエを2回(5月と7月かな?)に分けてまいたときは、2回目のほうが発芽率が少し落ちました。あまり暑くないほうがいいようです。

ピンセットで間隔をあけてまきます。深すぎても浅すぎてもよくありません。タネがしっかり隠れるくらいでしょうか。

フタを閉じて、窓辺においておきました。フタを閉じたほうが、タネが乾く心配がないので安心です。

 

そして数日後の朝・・・

種まきから4日後の朝にフタを少し開けてのぞいてみると、小さな緑の点々が!

アロエ・エリナケア発芽

小さすぎてわからないかもしれませんが、発芽しています。こちらはエリナケアです。

アロエ ロンギスティラ 発芽

心配だったロンギスティラも発芽。古いタネですが発芽率は悪くなっていないようです。

アロエ アクレアータ 発芽

アクレアータも先端が顔を出したばかりですが発芽しました。

アロエは、発芽よりも発芽してからの管理のほうが、わたしのように毎日世話ができない人には難しいです。

ある程度大きさがあれば根がなくても平気ですが、まだ小さいうちは、干からびるか、黒くブヨブヨになってダメになりやすいです。根がダメになっているときに水をやると一発で死にます。

 

追記:さらに数日後

それからさらに4日後くらいのようすです。今日もまだ芽が出てきています。土を持ち上げられないと腐ってしまうので、ピンセットで少し土をどけてあげました。

エリナケアは数えてみたら88苗ありました。たぶん100粒前後だったと思うので、発芽率は9割といったところです。アクレアータとロンギスティラは10粒だったと思うのですが、なぜかアクレアータが11苗、ロンギスティラが9苗あります。

 

おわりに

数年前の古いタネでもちゃんと発芽してくれました。希少種のアロエでも、タネさえ入手できれば、発芽だけは簡単ですよ。発芽だけはね・・・。ぜひチャレンジしてみてください。

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