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MRI検査を受けてきた。検査の注意点など解説

tabiniwa 花のイラスト

MRI検査を受けることになり、先日大学病院でやってきました。植物と関係ないのですが、注意点や心構えを解説します。

MRI検査とは

MRI (Magnetic Resonance Imaging, 磁気共鳴画像)とは磁気を使った画像診断装置のことです。強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して臓器や血管を撮影します。

CTと違って放射線を使用しないので、その点では安心して受けることができるのですが、大きな病院にしかなく、また撮影時にはいろいろと注意点があります。

以下、わたしの経験に基づき、重要なポイントを解説しますが、病院の指示と異なっている点がある場合には、病院の指示に従ってください。

 

MRIの掟その1 スッピン、パンイチで臨むべし

MRI検査において第一に重要なのは、金属を身につけてはいけないということです。磁気で熱くなるため、金属成分があると反応し、火傷してしまいます。熱くなるため、ヒートテックの肌着もダメです。

使い捨ての検査着が用意してあるので、それに着替えます。自分はコットンのロングTシャツを下に着ていきましたが、検査着の下はパンツ一枚のほうがいいと言われたので脱ぎました。念のためってことかな。金具があるものは絶対ダメです。

MRIの検査中は磁気のせいで暖かくなります。待っている間に寒い場合は、言えばバスタオルを貸してもらえると思います。

化粧品には金属が含まれていることがあるので、アイメイクも含めて化粧はしないでスッピンで行きましょう。幸い、いまはみんなマスクしてますからね。

最後に金属探知機で検査してから検査室に入ります。

 

MRIの掟その2 絶対に動いてはいけない

MRIの検査中は動いてはいけません。動いてしまうときれいな画像が撮れないからです。

検査台の上に横になったときに、リラックスして、「これならずっと同じ姿勢でいられる」というポジションを見つけましょう。そうしないと、検査が始まってから「うーん、なんか右脚がちょっと浮いてる」とか「腰がちょっと痛い」とか気になってきます。が、絶対に動いてはいけない。

もちろん、何かあったときには中止できるように、ナースコールのボタンを手に握らせてもらえます。

以上の2つが基本的に重要なポイントですが、ほかにも病院からの細かい指示があると思うので(食事や飲水についてなど)、よく確認してスムーズに検査が受けられるようにしましょう。

 

2022年MRIの旅へ(所要時間20分)

tabiniwa MRI検査 イラスト

台の上に横になったら、ヘッドフォンを装着してもらい、15分から20分ほど、蒲鉾のようなドーム型の機械の中に入ります。2001年宇宙の旅のような、スペースマウンテンのような、フューチャリスティックなアトラクションです。

閉所恐怖症の人はちょっと怖いらしく、自分の前にやった人も「怖かった」と言っていました。自分はビビリなので緊張はしましたが、怖くはなかったです。吹き抜けにあるエスカレーターのほうが怖いですね(高所恐怖症)。

MRIの特徴は、大きな音が出ることです。昔やったときはカンカンという甲高い音だったと記憶しているのですが、今回はドンドコドンドコという重低音になっていました。改良(?)されたのでしょうか。

後半になると、ドンドコという音の間隔が短くなり、妙にテクノミュージック風になってきます。ドラムの音が急に止まるところとか、だんだん激しくなっていくところとか、なんかこう「Born Slippy」っぽい。

踊ってはいけないMRI検査。地獄です。

そんなこんなで20分ほど経過し、人生2回目のMRI検査、無事に終了しました。費用はたしか7000円くらいでした。

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結果は・・・

MRIの画像診断の結果、悪いものはないようでした。ただ悪くないものはいくつかあった・・・。ま、悪くないらしいんで・・・。

ウォウォウ、生きてるのつらいね〜♪

生きてるって悲しいね〜♪

そんなこんなで、今年はあまり更新できずに申し訳ありません。良いお年をお迎えください。ではまた〜。

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