今日は観葉植物の育て方です。水やりや置き場所など、基本的な観葉植物の育て方のポイントをまとめてみました。
観葉植物とは
観葉植物とは、花よりも葉を楽しむ植物のことをいいます。熱帯・亜熱帯の植物が多いため、おもに屋内の装飾に使用されます。
英語では、狭義の「屋内で楽しむ植物」という意味で、Houseplants(ハウスプランツ)やIndoor plants(インドアプランツ)ということが多いです。
日本ではさまざまな植物が観葉植物として流通していますが、育てやすさはまちまちです。また原産地もさまざまであるため、その植物にあわせた環境とケアが必要です。
置き場所・日照
屋内の日当たりのいいところで育てます。薄暗いとモヤシのようになるものもあれば、多少薄暗くても平気なものもありますので(耐陰性)、観葉植物を買ってきたら、その植物がどのような環境を好むのか調べるといいでしょう。
暗い場所に置いていたため新葉が弱々しい。
また育てていると、だんだん日照が足りているかどうかがわかるようになります。生育が悪かったり、フシとフシのあいだが伸びて徒長しているようだったら、明るい場所に移動してあげましょう。
人気のフィカス・アルテシーマなど葉に斑が入る種類は、暗い場所に置いていると葉の緑が濃くなって、斑(ふ)が目立たなくなります。これは、日照が足りないために、葉緑素を増やしてそれを補おうとしているためです。夏に外の明るい場所に出すと、また斑入りの葉が出てきます。
季節ごとの観葉植物のケア
観葉植物は夏が大好き。季節ごとの注意点をまとめました。
初夏から初秋
熱帯・亜熱帯植物が多いので、関東では初夏から初秋によく成長します。植え替えは、ぐんぐん成長する初夏がおすすめです。
これから寒くなる秋に植え替えると、鉢の中が乾きにくいため、根腐れする恐れがあります。どうしても植え替えたい場合には、土を崩さないように植え替えて、乾かし気味に水やりしましょう。
また植え替えは少しずつ大きい鉢にして、いきなり大きい鉢に植えないようにします。
暖かい季節は外に出してやったほうが成長します。種類や葉の状態によっては日焼けする恐れがあるので、強い直射日光にいきなりあてるのは避けます。
強風で葉が破れたり、鉢が倒れたりすることもあるので、強風時(とくに台風)は室内に入れましょう。
冬
できるだけ暖かい明るい場所に置きます。暖房のきいた室内であれば、一般に流通している観葉植物は、冬でも枯れることはないと思います(特殊なものは除く)。外に出しっぱなしだと、寒い地方では枯死する恐れがあります。あるいは枯死しなくても葉っぱが痛みます。
水やり
観葉植物を枯らしてしまう原因として多いのは、根腐れだと思います。土にコバエがわくのは根が腐っているためです。水のやりすぎか、鉢の排水が悪いせいなので、腐った根を取り除き、乾きやすい土で植え替えましょう。
観葉植物は、水切れではそう簡単に枯れません。基本的には鉢土がしっかり乾くまで待って、鉢内に水がしっかり行き渡るように、たっぷりあげてください。
毎日少量の水をあげるのはよくありません。根腐れの原因になります。
土の表面が乾いていても中は湿っています。手で土を触ってみて、湿っているようだったら乾くまで待ちましょう。
小さいものなら台所に持って行って、大きいものならベランダに出して、水をあげましょう。下から水が出てきても、鉢のなか全体にまんべんなく水が行き渡るまで、しっかりとあげます。
とくに留守にする前は、しつこいくらいに水をあげて土がたっぷり水を含むようにします。こうすると10日くらいは大丈夫です。
また受け皿に水がたまらないように気をつけます。ベランダや台所で水をあげたら、しばらく置いておいて、水が下から出なくなったのを確認してから、元の場所に戻してください。
観葉植物をどこで買うか
できれば実物を見て購入したほうがいいです。自宅用なら、ホームセンターの観葉植物コーナーがいいと思います。
都心には残念ながら地方のような大きなホームセンターがありませんが、わたしは引っ越しする前は、電車で豊洲のビバホームにときどき行っていました。
わたしのエバーフレッシュは豊洲のビバホーム出身です。小さなものなら電車でも持ち帰れます。
これはジョイフル本田のアンスリウム。
また、実家の近くの植物園併設の園芸ショップで巨大なカシワバゴムが2000円で売られていたこともありました。道の駅などもお買い得なものがあります。
楽天ならFLOWER&PLANTSあとりえさんが、3000円以上購入で送料無料なので、いくつかまとめて購入するならお買い得だと思います。
まとめ
以上、素人が観葉植物の育て方をまとめてみました。
観葉植物って、なんかペットみたいだと思いませんか。いつも室内にいるし、地味に生きてるのでね。
植物の様子を見ながら環境や水やりを工夫して、長く付き合いましょう。
ジャングルみたいにしたいな〜。
ではまた。