グラプトベリアのエレンの花が咲いています。だるま秋麗という別名があるらしいです。秋麗とはまったく似ていないのになぜ「秋麗」なのか、もっと言えばなぜ「だるま」なのか、気になって夜も眠れなくて昼寝ばかりしています。
グラプトベリア・エレン
もっと言えば、学名らしき「Elen」は「Ellen」ではないのでしょうか。気になりすぎてゴールデンウィークも一歩も外に出かけませんでした(本当:エレベーター工事中のため)。
ま、そんなことはどうでもいいんです。エレンですよ。かわいんですよ。ご覧ください。
わたしたぶん、このようにうっすら白い多肉に弱いんですね。いまはちょうどピンクがかっています。片親のアメジスチヌムは紫色になるそうです。
もう片方の親は?
もう片方の親はグラプトセダム・ベラヒギンズ(Vera Higgins)という多肉らしい。
そしてなぜかベラヒギンズで検索すると姫秋麗にそっくりな多肉の写真が出てくるけど、Vera Higginsで検索すると、サンマルコフラワーズという外国の多肉ナーセリーの記事が出てきて、それによると別名がGraptosedum Bronzeというらしく、ブロンズ姫っぽい画像が掲載されている。
そして、Graptosedum Bronzeは、何が親かというと paraguayense(朧月)とSedum stahlii(セダム玉葉)らしい。
もうわけがわかりません(怒)。
そもそもグラプトベリアというからにはエケベリア・・・。まあいいや。とりあえず言えることは秋麗とは関係ないようです。
しかし中国やら韓国のナーセリーは、ベラヒギンズと姫秋麗(Graptopetalum mendozae)を同じものとしているようなので、ここら辺からおかしい気がする。
結論が出ないので見た目から判断
結局、これ以上の推測は無理。というわけで、もう一度、エレンさんと向き合ってみます。
白くて粉っぽくてむちっとしている・・・。
いや、もういっそのこと「親はラウイです」ぐらいのことを言ってもいいんじゃないのかね、きみ。なんでブロンズ姫とアメジスチヌムでそんな白いんだよっていう。いいんだよ、白状しなさい。
じつはエレンちゃんのおじいさんは真っ白なラウイで、旅芸人のお父さんと結婚したためにおじいさんに勘当されたお母さんと幌馬車に乗って旅をしているんだね。
お父さんもお母さんも死んでしまい、一人ぼっちでおじいさんのもとへと旅を続けるエレン。
ルン、ルン、ルルル、ルンルン。春の風は〜やさしく〜やさしくほほ〜をな〜でる〜、さあ〜泣くのは、お〜よ〜し〜、エ〜レ〜ン〜。
ああそれなのに「だるま秋麗」だなんて! ひどいわ! そんなずんぐりむっくり感を強調する名前はやめて!
ラウイおじいさんに会うために、今日もエレンは旅を続けます。
頑固者のラウイおじいさんは、エレンを受け入れてくれるでしょうか。
ということで、結論です。
うちのエレンには、ラウイの孫娘「エレン」として生きていってもらおうと思います。
こちらからは以上です。
嘘です。
姫秋麗(Graptopetalum mendozae)とアメジスチヌムかなと思いました。そして一部で姫秋麗の別名がベラヒギンズだということになっているから混乱しているのかなと。
でも姫秋麗とアメジスチヌムにしてはちょっと白い。アメジスチヌムって持ってないんですけど、紫じゃないときは白っぽいんですかね?
「グラプトペタラム・エレン」がいいんじゃないでしょうか。
というわけで、こちらからは以上です。