植物

皇帝ダリアの育て方。植え付け、台風対策、冬越しのポイント、の巻

皇帝ダリア

都心ではまず見ないけれども、田舎をドライブしていると最近よく見かける皇帝ダリア。キダチダリアとも呼ばれ、11月下旬に青みがかったピンクの花を咲かせます。

皇帝ダリアの特徴は、草なのに非常に大きくなることです。春に芽が出て霜が降りるまでの期間に数メートルの大きさに育ちます。ウィキペディアによると最大10メートルになるそうですが・・・。

そんなパワーあふれる皇帝ダリアの魅力と育て方をご紹介します。


皇帝ダリア(Dahlia imperialis)とは

なぜ「皇帝」なのか。偉いのか? 

じつは皇帝ダリアは、ローマ帝国の賢帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスに愛されたありがたい植物なのです。

というのは、わたしがいま思いついたまったくの嘘でありまして、原産地はメキシコ・中米です。

ダリアで一番大きそうだったから皇帝と名付けたのでしょう。コウテイペンギンと同じですね。

どれだけデカイのかといいますと、台風の時期には植えたのを後悔するレベルであるといえます。

春に芽が出てぐんぐん成長し、木のように大きくなりますが、木ではないので根が浅く、台風がくると強風にあおられて大きくしなり、最悪の場合は、根こそぎ倒れます。

もちろん支柱は必要ですが、起こすのも一苦労なくらい重いので、この重さに耐えられる支柱は、うちには・・・ない。

あっ、育てたくなくなりましたね(笑)。

 

皇帝ダリアの育て方のポイント

皇帝ダリアの育て方にはいくつか注意すべき点があります。もっとも大事なのは夜間照明の下に植えないことです。そのほか低く育てるための摘心、台風対策、冬越しなどについて解説します。

植え付け

皇帝ダリアの芽

春に芽が出たばかりの頃は、まだこんなに小さく、ふつうのダリアと変わりません。

春にホームセンターにポット苗が出回りますので、日当たり・水はけのよい場所に植え付けてください。塀のそばなど風がよけられる場所に植えると、台風のときに倒れにくくなります。

うちでは肥料はあげていません。あまり大きくなっても困るためです・・・。

 

照明の下はダメ

皇帝ダリアの育て方において、もっとも重要な点です。

街灯や庭の照明の下など、夜になっても明るい場所に植え付けると花芽ができません。窓からの明かりでほんの少し明るいくらいなら大丈夫ですが、明かりが直接あたる場所は避けてください。

 

低く育てたいなら切り戻す

皇帝ダリア

秋になって、さらにぐいーんと伸び続ける皇帝。先端に花芽ができています。

小さいうちに摘心(中心の枝を切る)して脇芽を出すようにすれば、背丈を抑えることも可能です。切る場所は、対になって枝が出ているところの上です。付け根から脇芽が出てきます。

摘心するときは、花芽を切らないように気をつけてください。花芽は9月以降にできますので、あまり遅くに切ると花がつきません。

伸ばしっぱなしにした場合には、てっぺんに花芽がたくさんつきます。

 

台風対策

大きくしたい場合には、台風対策が必要です。といっても、この大きさ・重さを支えられる支柱となると、けっこうな太さと数が必要になります。風の強さによっては支柱ごと倒れます・・・。

うちでは、もちろん支柱も立てますが、さらに近くの木からロープを伸ばして幹にくくりつけ、できるだけ強風にあおられないようにしています。ロープはピンと張った状態にします。

もし倒れてしまったときには、すぐに立ててあげれば大丈夫です。

 

倒れたら早めに立て直す

先日(2017年10月22日〜23日)の巨大台風は風が恐ろしいほど強かったので、うちの皇帝ダリアも倒れてしまいました。1本は塀わきだったのでロープを張っていませんでしたし、もう1本はロープが2本だけでした。3本にしたらまだましかもしれませんが、あの台風では何をやっても無理かも・・・。

皇帝ダリア

台風後の皇帝ダリアです。すぐに立て直したので大丈夫でした。台風と霜&雪に弱いところが、皇帝ダリアの欠点ですね。

 


寒さには弱い

皇帝なんて強そうな名前なのに、寒さにはめっぽう弱いです。

11月下旬が開花時期なので、この時期に雪が降ったり、霜が降りたりすると花がダメになり、葉っぱも黒くなって枯れてしまいます。ですから寒い地方には向きません。

昨年はめずらしく11月に雪が降ったため、開花途中でさようならとなりました。

 

冬越し

花後は、じきに寒さで枯れますので、地上部を切って片付けます。竹のように幹が太くなっていますので、小さいノコギリが必要です。

当地は北関東ですが、土に植えたままで冬越しさせています。

最初の年は、念のために掘り上げて鉢に入れ、玄関で保存しました。それを翌春に切り分けて株が増えたので、一部を地植えのまま越冬させたところ、問題なく芽が出てきました。当地でも地植えで越冬できることが確認できたため、以降は掘り上げずにそのままにしています。

(追記)今年(2018年)の冬はとくに寒かったので、2月の大雪で1本枯れました。土が深いところまで凍るとやはり球根がダメになるようです。塀際にあったものは生き残りました。

 

終わりに

皇帝ダリア

最近は皇帝ダリアのプチブームが起きているらしく、けっこうあちこちで見かけます。写真は曇っていますが、秋の青空にピンクの花がとてもきれいですよね。本格的な冬に向け、大トリを飾るにふさわしい存在感です。

大きく育てればご近所の注目を浴びることまちがいなし! ぜひ育ててみてください。

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